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自宅で気軽に「健診」 ~家電使用データ活用~
定期健康診断や人間ドックは、重い病の兆候を見つけたりすることに役立つ。一方で、高齢者にとっては日々の健康状態のチェックが極めて大事…
歯並び悪いと中高年以降に影響 ~矯正で健康を守る(日本臨床矯正歯科医会 野村泰世会長)~
歯並びやかみ合わせが悪いと、食べ物をしっかりかんだり、すりつぶしたりといった歯の機能に影響する。歯磨きがうまくできなくなり、歯を失…
便秘が慢性腎臓病のリスクに ~腸内環境の悪化が影響か(米テネシー大学ヘルスサイエンスセンター 住田圭一准教授)~
便秘はよくある症状の一つで、軽く見られがちだ。しかし近年、慢性的な便秘は、さまざまな病気のリスクを高めることが分かってきた。寿命を…
スマホ認知症 ~過度な使用で記憶力低下(福井大学医学部付属病院 浜野忠則診療教授)~
スマートフォンの使い過ぎにより、記憶力低下など認知症に似た症状を訴える若年者がいることから注目されるようになった「スマホ認知症」。…
致死率高い感染症 ~マールブルグ病(北海道大学人獣共通感染症国際共同研究所 高田礼人教授)~
最も危険な感染症の一つとされるマールブルグ病の感染者が2月、アフリカ中西部の赤道ギニアで発生した。世界保健機関(WHO)によると、…
早い夏バテ、体調管理に注意 ~寒暖差で自律神経に乱れ~
5~6月初めは初夏と言われ、爽やかな気候というイメージがある。ところが今年は、最高気温が30度を超える真夏日が続いたかと思えば、2…
若手医師の意欲的取り組みを紹介 ~日本医師会がシンポジウム~
日本医師会は11日、「未来ビジョン“若手医師の挑戦”」と題するシンポジウムを都内で開催した。若手医師の意欲的な活動を参考に、国民の信…
乳がん患者の再発恐怖 ~アプリ用いた心理療法で軽減(名古屋市立大学大学院 明智龍男教授)~
がん患者が抱える最も多い悩みとされるのが、「再発したらどうしよう」という不安だ。名古屋市立大学大学院精神・認知・行動医学分野(名古…
風邪やアレルギーではない鼻水 ~加齢性鼻炎(日本医科大学武蔵小杉病院 松根彰志教授)~
鼻水に悩まされると、風邪やアレルギー性鼻炎を疑いたくなる。しかし、発熱や倦怠(けんたい)感、目のかゆみなどはなく、鼻水だけというケ…
レム睡眠行動障害 ~睡眠中に突然叫ぶ(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 栗山健一部長)~
睡眠中は、脳が休まっているノンレム睡眠と脳がおおむね活動しているレム睡眠が約90分周期で交互に訪れる。レム睡眠では、知的活動をつか…
居場所としての「認知症カフェ」 ~対等な関係がポイント(東京慈恵会医科大学 繁田雅弘主任教授)~
認知症の人と家族らが飲食店などに集う「認知症カフェ」。2014年には全国で約300ほどだったが、19年には約8000カ所に増えてい…
人間関係リセット症候群 ~SNSを衝動的に削除(早稲田メンタルクリニック 益田裕介院長)~
誰かと常につながっている状態に疲れて、今まで築いた人間関係を突然断ってしまう「人間関係リセット症候群」。正式な病名ではないものの、…
透析治療の合併症 ~手首関節などに痛みやしびれ(東京女子医科大学病院 星野純一教授)~
弱った腎臓の代わりに血液から人工的に老廃物などを除去し、きれいにして体内に戻す透析治療。治療が長期にわたると、さまざまな合併症が起…
オンライン診療でピル処方 ~生理の悩み、我慢しないで~
下腹部痛、腰痛をはじめ、吐き気に頭痛、疲労や脱力感、イライラするなどの不調を月経前後に感じる女性は少なくないとされる。これらの症状…
ギャンブル依存症 ~病気として治療を(国立病院機構久里浜医療センター 松下幸生院長)~
競馬やパチンコなどのギャンブルにのめり込み、多額の借金を抱えたり、家庭や職場で問題を起こしたりするなど、日常および社会生活に支障が…
子も親もつらい夜尿症 ~「たかが、おねしょ」と言うなかれ~
5歳にならない子どもが「おねしょ(夜間の尿漏れ)」をするのは普通だが、それがいつまでも続くと「夜尿症」かもしれない。「たかが、おね…
座り過ぎのデスクワーク ~健康のために企業全体で取り組みを(筑波大学 中田由夫准教授)~
自分は1日に何時間座っているのだろうか―。座る時間は身体活動量の指標の一つとされ、それが長いほど、死亡や生活習慣病のリスクが高くな…
腸活で免疫力アップ ~善玉菌増やす工夫を(犀星の杜クリニック六本木 川本徹院長)~
コロナ禍で注目されたことの一つは、病原体に負けない強い免疫力だった。近年、免疫力向上の鍵の一つが大腸にあると分かってきており、いわ…
「6月病」にご用心 ~我慢し続けるとうつ病に(人形町メンタルクリニック 勝久寿院長)~
近年、増えているという心身の不調を来す「6月病」。新入生や新入社員らが訴える「5月病」との違いは何か。その症状と予防法について、人…
後天性の血栓性血小板減少性紫斑病 ~血液難病に新薬(埼玉医科大学病院 宮川義隆教授)~
国の指定難病「血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)」のうち後天性のものは、免疫系の異常によって全身の細い血管に血栓がたくさんできる血…
臨床研究医の要件緩和 ~応募者増へ研修期間短縮、論文負担も軽減~
日本専門医機構は診療に携わりながら医学研究にも取り組む臨床研究医について、研修期間を現在の7年から5年に短縮する方針を決めた。併せ…
虫歯菌ががんの転移促進 ~患者の口腔ケアを積極的に(北海道大学大学院 樋田京子教授)~
虫歯の原因となる代表的な細菌に、口内に常在し、虫歯菌と呼ばれる「ミュータンス菌」がある。北海道大学大学院歯学研究院(札幌市)血管生…
運動で高血圧を予防 ~有酸素運動の「強度」が重要(順天堂大学大学院 谷本道哉先任准教授)~
高血圧治療は、運動療法と食事療法による生活習慣の見直しと薬物療法が基本。運動と食事は高血圧の予防でも重要だが、継続が難しい。毎日の…
我慢できない尿意 ~過活動ぼうこう(山梨大学医学部付属病院 武田正之名誉教授)~
尿が十分にたまっていないのに、ぼうこうが異常に収縮する過活動ぼうこう。強い尿意を感じて我慢できない「尿意切迫感」が特徴で、トイレが…
聞こえにくくなったら耳鼻科へ ~補聴器はトレーニング必要(長崎ベルヒアリングセンター 今井喜章副理事長)~
聞こえが悪く(難聴)子どもや孫から補聴器をプレゼントされたものの、うまく使えずに放置してしまっている―。そのような経験はないだろう…