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新型コロナ、後遺症に注意 ~長く続く嗅覚の異常~
新型コロナウイルス感染症に対し、ワクチンの接種と治療薬による「防戦」が続く。見落とされているのが、急性症状が収まってからも嗅覚や味…
なぜ医師として福島で働くのか(3)・完 ~キャリアと震災関連活動、両立に至る道筋~
2012年4月から2年半にわたる竹田綜合病院(福島県会津若松市)での外科トレーニングの後、14年10月に同県の南相馬市立総合病院に外科医とし…
乳房の皮膚が赤くむくむ炎症性乳がん ~しこりがなくても受診を(聖路加国際病院乳腺外科 山内英子部長)~
乳房の皮膚が赤くなる炎症性乳がんは、症状が急性乳腺炎と似ており、がんを疑われずに診断や治療が遅れるケースもある。聖路加国際病院(東…
筋ジス病棟、「虐待」経験3割 ~抑圧浮き彫り、当事者が初の全国調査~
全身の筋肉が動かなくなる難病、筋ジストロフィー患者病棟の実態調査で、病院スタッフに虐待された経験があると答えた入院患者が3割に達す…
男性器に曲がりや痛み ~中高年に多いペロニー病(東邦大学医療センター大森病院泌尿器科 三井要造講師)~
男性器が勃起した時に痛みを感じる症状があったら「ペロニー病」かもしれない。中高年男性に多く、性交の障害になることも。国内でペロニー…
ホルモンが影響する高血圧―原発性アルドステロン症 ~正常値でも油断は禁物(西川クリニック 西川哲男院長)~
副腎からアルドステロンと呼ばれるホルモンが過剰に分泌する原発性アルドステロン症になると多くは高血圧になる。西川クリニック(横浜市)…
原則として2領域が上限 ~「サブスぺシャルティ」の認定で指針―日本専門医機構~
日本専門医機構の寺本民生理事長は22日、オンラインで記者会見し、内科や外科などの「基本領域」の専門医資格を持つ人を対象とする、より…
アトピーと目の合併症 ~定期的な眼科受診を(藤田医科大学ばんたね病院総合アレルギー科・総合アレルギーセンター 矢上晶子教授)~
アトピー性皮膚炎の合併症にアレルギー性結膜炎が多いことは知られているが、その他の目の疾患も起こり得る。藤田医科大学ばんたね病院(名…
てんかんがあっても出産は可能 ~計画的な薬剤調整でリスク軽減(新宿神経クリニック 渡辺雅子院長)~
治療の進歩でてんかんの患者も健康な人と変わりない生活が送れるようになったが、妊娠・出産には不安を抱く女性が少なくない。てんかんの診…
大半は自然に治る―子どものチック症 ~症状に困ったら受診を(東京大学医学部付属病院こころの発達診療部 金生由紀子准教授)~
不随意のまばたきやせき払いなど、ある動作や声を繰り返す子どものチック症について、東京大学医学部付属病院(東京都文京区)こころの発達…
小児期に発症すると予後不良―ミトコンドリア心筋症 ~早期発見で進行を遅らせる(千葉県こども病院代謝科 村山圭部長)~
先天性の難病であるミトコンドリア病の一つ「ミトコンドリア心筋症」という心臓の病気は深刻な病状をたどることが多く、特に小児期に発症し…
誰でもかかる敗血症 ~治療しないと急速に重症化(千葉大学大学院医学研究院救急集中治療医学 中田孝明教授)~
敗血症は、新型コロナウイルス感染で重症化した人に高率のリスクがある上、世界で年間に約5千万人がかかり、うち1千万人以上が亡くなると…
慢性腰痛に有効―エピドラスコピー ~病巣をピンポイントで治療(自治医科大学付属病院麻酔科 五十嵐孝教授)~
長引く腰痛の治療に、エピドラスコピー(硬膜外腔内視鏡)を用いた手術への関心が高まっている。自治医科大学付属病院(栃木県下野市)麻酔…
冬になると表れる倦怠感―季節性うつ病 ~日照時間の減少が関与(やまでらクリニック 石本佳代院長)~
秋から冬にかけて症状が表れ、暖かくなる翌年の春頃に改善するパターンを繰り返す季節性うつ病。やまでらクリニック(東京都武蔵野市)の石…
音は聞こえるのに理解できない聴覚失認 ~工夫が求められる緊急災害放送(兵庫県立大学自然・環境科学研究所 三谷雅純客員教授)~
地震や台風といった自然災害時のテレビなどの緊急放送で、脳卒中などの後遺症のため音声が聞こえても内容が理解できない場合がある。分かり…
医療的ケア児は8人に1人 ~介護する家族に支援必要(東京大学医学部付属病院精神神経科 笠井清登教授)~
東京都内の約4000世帯を対象とした調査から、一般的な水準以上の医療サービスを必要とする子ども(医療的ケア児)を介護する保護者は、…
なぜ医師として福島で働くのか(2) ~挫折を経験、「モラトリアム」で浜通りへ~
2012年4月、医師3年目になると同時に外科トレーニングのため、福島県会津若松市の竹田綜合病院に赴任しました。 筆者は、初期研修医1年目…
下痢続く過敏性腸症候群 ~まずは原因を確かめて(国立病院機構久里浜医療センター内視鏡部長 水上健医師)~
検査で特別な病気や異常が見られないのに、下痢や便秘、腹痛などの症状を起こす過敏性腸症候群(IBS)。国立病院機構久里浜医療センター…
自覚症状乏しい網膜静脈閉塞症 ~異変に気付いたら受診を(東京女子医科大学病院眼科 飯田知弘教授)~
網膜の静脈が血栓で詰まり、視力障害や眼底出血などを起こす網膜静脈閉塞症は、詰まる箇所によっては自覚症状が乏しく、重い合併症を招くこ…
子どもの朝寝坊は起立性調節障害かも ~さぼりと決めつけないで(岡山大学病院小児医療センター小児心身医療科 藤井智香子医師)~
朝起きられず、学校を遅刻・欠席するのに、夕方からは元気になり夜遅くまで起きている―。さぼりや怠けに見える子どもの行動に「思春期に多…
子どもの脳が萎縮する場合も ~マルトリートメントの影響(福井大学子どものこころの発達研究センター 友田明美教授)~
子どもに対して、「他の子と比べて叱る」「面前で激しい夫婦げんかを見聞きさせる」「長時間スマホを見せておく」といった行為をしたことは…
小顎化で起こる舌ストレス ~首や肩の凝りや腰痛の原因に(安藤歯科クリニック 安藤正之院長)~
現代人は以前に比べて顎が小さく細くなり、歯列のアーチ(歯列弓)も狭いため、舌が歯にぶつかりやすい。そうした舌の緊張状態は肩凝りや頭…
視野にギザギザの光―閃輝暗点 ~片頭痛の前兆の一つ(井上眼科病院 若倉雅登名誉院長)~
視野に突然、明るいギザギザ模様が表れて拡大したかと思うと、やがて形が崩れて消えた後、頭痛が始まる。「閃輝暗点(せんきあんてん)」と…
重症化しやすい高齢者の肺炎 ~ワクチンや生活改善で予防を(東京医科大学微生物学分野 宮崎治子准教授)~
日本人の死因の第5位を占める肺炎は高齢者ほど発症する確率が高く、死亡率も上昇する。新型コロナのまん延で、肺炎予防への意識が高まって…
皮膚トラブルにも目配り ~花粉の季節が来た!~
スギやヒノキの花粉によるアレルギー反応で、鼻腔(びくう)や眼球の粘膜に炎症が起きて、くしゃみや鼻水、涙、目のかゆみなどの「花粉症」…