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治療の基本はステロイド ~新治療薬に期待―アトピー性皮膚炎~
アトピー性皮膚炎はかゆみを伴う湿疹を発症し、慢性的に良くなったり、悪くなったりすることを繰り返す。このため生活の質(QOL)も低下す…
被災した子どもの心のケア ~可能な限り「いつもと一緒」心掛けて~
2024年の元日に起きた能登半島地震。石川県では最大震度7を観測し、建物の倒壊や火災などで、死者や安否不明者が多数出ている状況だ。…
足の負担を見直す ~うおのめ(埼玉県済生会川口総合病院 高山かおる主任部長)~
その名の通り、魚の眼球のように見えるうおのめ。歩くときなどに激しい痛みを伴う例もあるが、「痛みを感じて症状に気が付くことは、悪化を…
思春期に多い起立性調節障害 ~周囲の理解が必要(大阪医科薬科大学 吉田誠司助教)~
朝なかなか起きられない、午前中は調子が悪い、立ち上がった時に頭がふらつく―。思春期にこのような状態が続くなら、起立性調節障害もしれ…
舌に痛み、灼熱感―舌痛症 ~「頑張り過ぎる人」らに多く(東京医科歯科大学病院 豊福明科長)~
舌に明らかな異常がないにもかかわらず、痛みや灼熱(しゃくねつ)感などがある舌痛(ぜっつう)症。東京医科歯科大学病院(東京都文京区)…
糖尿病患者、除雪は食後に ~豪雪地帯、低血糖の恐れも(魚沼市立小出病院 布施克也院長)~
除雪は豪雪地帯での生活に欠かせないが、糖をエネルギー源として利用する効率が悪い糖尿病患者が行うと作業の負荷で低血糖に陥り、ふらつい…
原発性手掌多汗症に新薬 ~保険診療で処方(長崎大学病院 室田浩之教授)~
原発性手掌(しゅしょう)多汗症は、気温の上昇や運動などの発汗を促す要因の有無にかかわらず、手のひらに大量の汗をかき、日常生活に支障…
便で分かる健康状態 ~形や色の観察を(きのしたクリニック 木下和郎院長)~
便は健康のバロメーターの一つ。下痢や便秘を気にする人は多いが、便の形や色も健康状態を把握する重要な手掛かりになる。「トイレの後、何…
高齢者の孤立化を防ぐ ~社会参加で健康長寿を(千葉大学予防医学センター 近藤克則教授)~
体や心の状態に加え、高齢者の介護予防で注目されているのが社会参加の重要性だ。千葉大学予防医学センター(千葉市)の近藤克則教授(老年…
軽い負荷で筋肉量維持 ~スロートレーニング(東京大学 石井直方名誉教授)~
軽い負荷をかけた状態で、ゆっくりと筋肉を動かすスロートレーニング(スロトレ)。家庭で簡単にでき、重い負荷をかける筋力トレーニングと…
リストカットの傷痕治療 ~新たな人生歩むために(きずときずあとのクリニック豊洲院 村松英之院長)~
国立精神・神経医療研究センターの調査によると、中高生の約1割がリストカットなどの自傷行為を1回以上経験し、そのうち約6割は10回以…
喉に食べ物が詰まったら ~子どもと高齢者は要注意(昭和大学病院 土肥謙二教授)~
年末年始は餅など飲み込みづらい食べ物を気道(喉、気管)に詰まらせる事故が増える。特に幼児や高齢者は注意が必要だ。気道異物の応急処置…
子どもの「腸活」が大事なわけ ~多様な菌が心身を健康に~
私たちのおなかの中にある腸は、食べ物の消化吸収を担う。昨今は体の免疫機能や長寿などに関係があることが分かってきており、飲料メーカー…
草むらなどでは皮膚露出避ける ~マダニ媒介の感染症防ぐには(国立感染症研究所 前田健部長)~
各地にいるマダニは、人や動物にかみつき血を吸う間に、ウイルスなど病原体の「運び屋」として感染させてしまうことがある。国立感染症研究…
早産児を社会全体で支えるために ~小さな赤ちゃんと家族が抱える課題を知ろう~
早産児という存在を知っているだろうか。妊娠期間が6~9カ月(37週未満)で生まれた子を言い、出生体重が2500グラムに満たないこと…
患者にメリット―オンライン診療 ~対面と質的差なし~
コロナ下で注目されたオンライン診療は患者にとってメリットがある。混み合う外来の待合室で待たされることがなく、地元を離れた後もかかり…
専門家と早目に相談を ~ひきこもりの長期化防ぐために(九州大学大学院 加藤隆弘准教授)~
内閣府の推計(2022年度調査)によると、全国で「ひきこもり」状態にある人は約146万人、15~64歳の約50人に1人の割合で見ら…
息切れ、せきが悪化 ~間質性肺炎(東邦大学医療センター大森病院 坂本晋准教授)~
間質性肺炎は一般的な肺炎と異なり、「肺胞」という袋状の組織の壁「間質」に炎症が起こる病気。高齢の患者が多く、せきや息切れが徐々に悪…
老いを疑似体験 ~目・耳・脳・運動能力どうなる?~
年を取ると物忘れをしたり、思い通りに体を動かせなくなったりする。そんな変化を疑似体験できる場がこのほど、日本科学未来館(東京)にで…
重篤な副作用起きたときに ~医薬品副作用被害救済制度(東京薬科大学 成井浩二准教授)~
医薬品には病気や傷を治す効果がある一方、副作用が生じることもある。適正に使用したにもかかわらず重篤な副作用が生じた場合に、医療費や…
スマホで頸髄症を早期発見 ~手指の動きから自動判定(東京医科歯科大学大学院 藤田浩二講師)~
手指の細かい動きが悪くなるという症状が特徴的な頸髄(けいずい)症。進行すると、歩行障害や排尿・排便障害が加わることもある。東京医科…
出生時の低体重、成人後にリスク ~心筋梗塞や糖尿病が高比率―成育センター研究~
小さく生まれて体重が軽過ぎると、成人後期といわれる40歳以上になり、心臓の病気や糖尿病などにかかるリスクが高まる―。国立成育医療研…
かかと乾燥注意報! ~炎症起こすと歩行にも影響~
冬将軍の季節になると、日本海側などを除いて空気が乾燥し、エアコン使用も相まって肌はカサカサ。感染症の影響でアルコール消毒の頻度が増…
繰り返すぼうこう炎 ~原因にがんや糖尿病も(東京慈恵会医科大学付属病院 本田真理子講師)~
ぼうこう炎のほとんどは細菌感染による急性で、通常は抗菌薬を服用して1週間前後で治る。ところが、薬を飲んでも症状が長引いたり、再発を…
数日前から軽い頭痛も ~くも膜下出血の前兆(杏林大学医学部付属病院 中冨浩文教授)~
毎年全国で約2万6千人が発症し、その半数近くが命を落とすくも膜下出血。脳を覆うくも膜の下を走る血管にできた動脈瘤(りゅう)が破裂し…