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男性向けにも承認 ~HPVワクチン(フローレンスこどもと心クリニック 田中純子院長)~
子宮頸(けい)がんなどを引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)感染の予防に有効なHPVワクチン。日本では「女性が接種するワクチ…
皮膚の色抜ける ~尋常性白斑(近畿大学奈良病院 大磯直毅教授)~
尋常性白斑は皮膚の色が抜ける病気。人口の1%前後に発症するとされ、珍しい病気ではない。一般に治りにくいとされるが、近年は新たな治療…
口内細菌、腸内環境に悪影響 ~洗口液でセルフケアを(グランプロデンタルクリニック銀座 福島一隆院長)~
虫歯や歯周病の原因となる口の中の「悪玉菌」は、飲み込むと腸内環境に悪影響を及ぼす可能性があるという。グランプロデンタルクリニック銀…
冬でも流行注意 ~「プール熱」―咽頭結膜熱(関西福祉大学 勝田吉彰教授)~
咽頭結膜熱は子どもに多いウイルス感染症で、発熱とともに喉と目に症状が表れる。「プール熱」とも呼ばれるように夏に多いが、昨年は秋に患…
若年で低くても注意 ~閉経期高血圧(東京女子医科大学病院 市原淳弘教授)~
閉経前の月経が不規則になる頃から、女性の体にはさまざまな変化が表れてくる。閉経期高血圧はその一つ。基本的に自覚症状は無いが、東京女…
認知度低いが危険 ~アニサキスアレルギー(昭和大学病院 鈴木慎太郎准教授)~
アニサキスは海の魚や甲殻類などにいる寄生虫。その成分が原因で生じるのがアニサキスアレルギーだ。診断が難しい上にあまり知られていない…
まつげ、こすらず保湿で薄毛予防 ~補修と育毛で目元ぱっちり~
まつげが長く弾力性に富み、量も十分だと、目元が若々しい印象になる。女性は化粧で補う人も多いが、手を加えずぱっちりとした見た目にした…
短時間の軽運動で記憶力向上 ~脳内覚醒機構を活性化(流通経済大学 諏訪部和也准教授)~
新たな認知症治療薬が9月に承認されたが、進行を遅らせる効果にとどまる。発症後の根本的な治療が難しい中、薬以外の予防策として研究が進…
がんに地域性 ~日本人の起源にも関係~
働く人をがんから守るために、がん検診受診率の向上などを目指す「がん対策推進企業アクション」の催しが2月、東京都内であった。東京大学…
ワクチンで予防可能 ~高齢者の肺炎(富山県衛生研究所 大石和徳所長)~
新型コロナウイルス、インフルエンザウイルスの他に流行が警戒される病原体に、高齢者の肺炎の主な原因である肺炎球菌がある。富山県衛生研…
自閉スペクトラム症 ~心理教育プログラムで特性知る(千葉大学 大島郁葉教授)~
発達障害の一つである自閉スペクトラム症(ASD)は、対人関係の苦手さや物事への強いこだわりといった特徴が見られる。小学校5~6年生…
乳幼児の発達遅れる原因に ~テレビ、DVDの長時間視聴(千葉大学 山本緑助教ら)~
テレビなどメディアの視聴時間と子どもの発達の関連について、千葉大学予防医学センター(千葉市稲毛区)の山本緑助教、国立成育医療研究セ…
状態に合わせ、選択肢増える ~がんの痛みの緩和治療(国見病院 鹿田康紀院長)~
がんは、進行に伴って全身の倦怠(けんたい)感や食欲不振、睡眠障害などのさまざまな症状が出る。とりわけ、痛みは症状の中で早い時期から…
女性特有のがん、早期治療が要 ~ガイドラインで正しい情報を~
女性特有のがんである、子宮頸(けい)がん、子宮体がん、卵巣がん。定期検診やセルフチェックなどで早期発見すれば完治が可能なものもある…
皮膚に食い込み痛む ~陥入爪(埼玉医科大学病院 簗由一郎医師)~
爪の端が周りの皮膚に食い込み、痛みや炎症が生じる陥入爪(かんにゅうそう)。足の親指に起きやすく、爪の切り方や靴の履き方、生まれつき…
難聴児の人工内耳 ~音声言語獲得へ道(東京医療センター 南修司郎・耳鼻咽喉科長)~
赤ん坊は周囲の声を聞きながら言葉を学ぶが、難聴のために音が十分に聞こえない場合、こうした言葉の獲得が難しくなる。音を難聴児の脳に届…
歯磨き不足、肺炎リスク上昇と関連 ~1日1回以下で増加(東京医科歯科大学 相田潤教授ら)~
肺炎球菌ワクチンを接種していない高齢者で、1日の歯磨き回数が少ないほど肺炎のリスクが高くなるとの研究成果が9月、発表された。研究を…
進行期に新たな治療法 ~パーキンソン病(国立病院機構旭川医療センター 木村隆院長)~
動作が遅く手足が震える症状が特徴のパーキンソン病。飲み薬で改善するが、治療を始めて数年たつと、薬の効き目が早めに切れてしまい、急に…
希少疾患への理解を ~進歩する検査法~
2月最終日は「世界希少・難治性疾患の日(Rare Disease Day=RDD)だ。希少疾患に苦しむ人たちは世界中にいるが、認知度は低く、治療薬や…
長期のフォロー重要 ~尿道下裂(兵庫医科大学病院 兼松明弘教授)~
男児の尿の出口(外尿道口)が陰茎の途中にあり、陰茎が腹部側に曲がった状態になる尿道下裂(かれつ)は、先天的な病気の一つだ。200~…
食物と運動が引き金 ~食物依存性運動誘発アナフィラキシー(埼玉医科大学病院 永田真アレルギーセンター長)~
食後に運動をしていたら、急にじんましんやせきが出てきて息苦しくなった―。このような症状が見られたら、「食物依存性運動誘発アナフィラ…
透析患者の歯周炎 ~動脈硬化のリスクに(東京医科歯科大学大学院 水谷幸嗣講師ら)~
透析患者で糖尿病、喫煙習慣などがあると、脳、心臓などの動脈が細くなったり、詰まったりする動脈硬化性疾患が起こりやすくなるが、歯周炎…
女性ホルモンが関係 ~死因第2位の心疾患~
心筋梗塞など循環器病(心疾患)は男性に多いというイメージがある。しかし、女性も発症し、世界では女性の死因トップが心疾患とされる。日…
多様な診療科連携するセンター ~重症下肢虚血(藤田医科大学 山之内大教授)~
重症下肢虚血は、下肢の動脈硬化が主な原因で起こる末梢(まっしょう)動脈疾患の最重症型とされる。これを放置した場合、1年以内に30%…
がん化するタイプも ~鼻副鼻腔乳頭腫(東京慈恵会医科大学 由井亮輔助教)~
鼻副鼻腔乳頭腫(びふくびくうにゅうとうしゅ)は鼻の中にできる良性の腫瘍だ。鼻詰まりなどの症状が見られるが、東京慈恵会医科大学(東京…