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経口中絶薬、承認から1年 ~広がり欠く取り扱い病院~
2023年4月に厚生労働省が承認し、翌月に取り扱いが始まった経口妊娠中絶薬「メフィーゴパック」。諸外国から20年以上遅れての使用開始とな…
錠剤嚥下障害 ~まず薬剤師に相談を(昭和大学 倉田なおみ客員教授)~
嚥下(えんげ)機能の低下や口の中の乾燥といった理由から、錠剤やカプセル剤が飲みにくくなる「錠剤嚥下障害」。飲みやすくするため、患者…
手術の技術と安全性が向上 ~圧迫性頸髄症(群馬大学医学部付属病院 高沢英嗣病院講師)~
箸やペンを扱いづらい、歩きにくいなどの症状で、高齢者の健康寿命を脅かす圧迫性頸髄(けいずい)症。手術治療も検討されるが、「首の手術…
カテキンの虫歯予防効果 ~フッ化物との併用で高まる(東北大学大学院 高橋信博教授)~
緑茶に含まれる渋み成分のカテキンを、虫歯予防に使われるフッ化物(フッ素を含む化合物)と併用すると予防効果が高まる―。そんな実験結果…
胸痛だけではない ~肩や歯でも狭心症のサイン(東北大学大学院 安田聡教授)~
肩が痛む、歯が痛い―。ありがちな症状だが、危険な心臓病の一つ、狭心症のサインとして表れることも。前胸部の痛みが一般的だが、さまざま…
子どもに関心湧かない ~ボンディング形成不全(九州大学病院 山下洋特任准教授)~
親が自分の子どもに対して抱く「いとおしい」「守りたい」などの特別で肯定的な絆や感情を「ボンディング」と言うが、そうした感情が湧かな…
痩身目的の使用は危険 ~糖尿病・肥満症治療薬(順天堂大学医学部付属順天堂医院 綿田裕孝教授)~
近年、痩身(そうしん)願望を満たすダイエット目的で糖尿病治療薬や肥満症治療薬などを使用することが問題視されている。健康上の問題があ…
薬局で残薬を伝える ~薬不足への対処(Fizz―DI 児島悠史薬剤師)~
最近、薬局に処方箋を持って行っても、「在庫がないです」と言われるなど、薬不足が続いている。ウェブサイト「お薬Q&A~Fizz Dr…
お酢のもと「酢酸菌」の知られざる力 ~免疫の働きサポートで花粉症、風邪症状に効果も~
健康にいいと言われるお酢。生活習慣病の予防や便秘改善、疲労感の軽減や殺菌・防腐効果があるなど、さまざまな働きに着目した食品や飲料が…
カビで耳の中がかゆい ~外耳道真菌症(自治医科大学付属さいたま医療センター 吉田尚弘教授)~
耳の入り口から奥の鼓膜までの「トンネル」内にカビが繁殖する外耳道真菌症。かゆみ、耳だれなどの症状が現れる。自治医科大学付属さいたま…
怖い女性の心房細動 ~更年期症状と誤解も~
心房細動は不整脈の一つで、心房がけいれんするように細かく震える。これにより、脳梗塞のリスクが高まるとされている。女性の場合は動悸(…
老眼、40歳ごろから ~早めの眼鏡使用を(二本松眼科病院 平松類副院長)~
加齢とともに誰もが経験する老眼。40歳ごろに、読書などで30センチ程度離れた手元が見づらくなる人が多い。「老眼に気付いたら放置せず…
成長や学力に影響も ~小児期に多い回避・制限性食物摂取症(国際医療福祉大学成田病院 中里道子教授)~
小食や偏食で子どもの体重が増えない―。そうした背景に、回避・制限性食物摂取症が潜んでいる可能性がある。栄養不足で成長が妨げられたり…
子どもの夜尿症は治る ~自尊心傷つける病気(順天堂大学医学部付属練馬病院 大友義之教授)~
おねしょが5歳を過ぎても続くのは「夜尿症」という病気だ。自然治癒が難しい場合も多く、子どもと保護者にとって深刻な悩みである。順天堂…
妊娠中のママ接種で赤ちゃん守る ~乳児用RSウイルスワクチン、まもなく現場に~
ほぼ全ての子どもが2歳までに感染するとされるRSウイルス。せきや鼻水といった風邪症状をはじめ、肺炎や細気管支炎にまで発展することも…
歩行中に筋肉痛 ~下肢動脈疾患(旭川医科大学病院 東信良病院長)~
動脈硬化が元で脳や心臓の血管が詰まる病気はよく知られているが、脚(下肢)の血管にも起こる。旭川医科大学病院(北海道旭川市)の東信良…
梅毒感染拡大に危機感 ~若者向けのイベントで啓発~
古くから知られ、最悪の場合は死に至るケースもある性感染症、梅毒の患者が急増している。厚生労働省の調査によると、2015年前後から急…
手足の末梢血管が閉塞 ~バージャー病(京都府立医科大学付属病院 矢西賢次助教)~
20~40歳代の男性に多く発症するバージャー病は、重症化すると手足の切断が必要になる例もある国の指定難病だ。「適切な治療を受けるた…
危険な重症急性膵炎 ~飲酒、胆石症など原因(近畿大学病院 渡辺智裕特命教授)~
突然の激しい腹痛などに襲われる急性膵炎(すいえん)。早期に適切な治療を受ければ良好に経過するが、重症になると命に関わる場合がある。…
週1回以上笑って健康に ~友人と交流で効果アップ(東北大学大学院 竹内研時准教授)~
笑いやユーモアが健康に及ぼす効果は経験的に知られているが、近年両者の関連について研究も進んでいる。笑いの頻度や他の人との交流、要介…
ストレス管理し生活楽しむ ~認知症の予防(順天堂大学大学院 野田愛准教授ら)~
ストレスをコントロールし、生活を楽しんでいる意識が高いと認知症になるリスクが低い―。順天堂大学大学院医学研究科(東京都文京区)公衆…
発作防ぎ、QOL改善目指す ~片頭痛治療(富永病院 団野大介・頭痛センター副センター長)~
日本人の約8.4%が罹患(りかん)しているといわれる片頭痛。頭痛以外にも吐き気、光・臭い・音に対する過敏反応などさまざまな症状を伴…
男性も性被害者に ~対価型、潜在化しやすく(日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院 山田浩史副部長)~
旧ジャニーズ事務所を巡る性加害問題は、男性も性被害者になり得ると認識するきっかけにもなった。性被害者の支援に当たる日本赤十字社愛知…
「あいうべ体操」で唇を強化 ~子どもの「お口ぽかん」(朝日大学 斉藤一誠教授)~
最近、口をぽかんと開けている子どもを見掛けることが少なくない。口腔(こうくう)内環境や歯並び、かみ合わせなどに悪影響が起こり得る「…
より適した治療の発見 ~がん遺伝子パネル検査(国立がん研究センター 河野隆志・がんゲノム情報管理センター長)~
がんに関わる複数の遺伝子を一度に調べることで、がん細胞に起きている遺伝子の変化を調べる「がん遺伝子パネル検査」。国立がん研究センタ…