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「カラコン」正しい知識を ~日々のケアでトラブル回避(つきやま眼科クリニック 月山純子院長)~
若い女性を中心に人気のカラーコンタクトレンズ(カラコン)。瞳が大きくきれいに見える効果が期待できるため、ファッション感覚で愛用する…
舌が腫れてぶつぶつ ~イチゴ舌(日暮里医院 石山敏也副院長)~
喉の痛みを訴える子どもの舌が赤く腫れて、イチゴのようなぶつぶつができていたら「イチゴ舌」かもしれない。 「イチゴ舌の症状が見られる…
一生残るかもしれないニキビの痕 ~軽く見ないで早期の治療を~
「若いから仕方ない」「広告で見た市販薬(OTC)で十分」などと、軽く扱われることが少なくないのがニキビだ。しかし、こじらせたニキビ…
睡眠薬服用は転倒の危険因子 ~服用したらすぐに就寝を(東京医科大 森下千尋助教)~
高齢になるほど転倒事故が増え、それに伴う骨折は要介護となる可能性を格段に高める。転びやすくなるのは、加齢による筋力低下、パーキンソ…
頭部の日焼け、白髪や薄毛の原因に ~ケアは早めに~
梅雨明け後に待ち受ける真夏の太陽。顔や体にはしっかりと日焼け止めを塗るが、頭部はどうか。全身で最も日光に近い髪や頭皮が、実は一番ダ…
プラーク除去で健康に ~正しい歯磨き方法(神奈川歯科大学 荒川浩久特任教授)~
歯の喪失につながる虫歯や歯周病の主な原因は、歯の表面に付着する細菌の塊であるプラーク(歯垢=しこう)だ。口臭の原因にもなるプラーク…
病診連携で生存率が向上 ~難治の膵がん(JA尾道総合病院 花田敬士副院長)~
膵(すい)がんの早期診断、早期治療を進めようと、広島県尾道市で始まった診療所と病院の連携システムが成果を上げている。この取り組みを…
みそで免疫力アップ ~腸内環境整える発酵食品(東京慈恵会医科大学付属病院 赤石定典管理栄養士)~
日本人の食生活に欠かせないみそ。室町時代に庶民の暮らしに浸透し、江戸時代には「医者に金を払うよりもみそ屋に払え」と言われたほど、健…
事故数は減少、自損事故目立つ ~高齢ドライバーの運転(筑波大学 市川政雄教授)~
2017年3月施行の改正道路交通法により、75歳以上の運転者が認知症と診断された場合、運転免許の取り消し、または免許停止が可能とな…
夏に注意、急な皮膚の腫れ ~壊死性筋膜炎(名古屋市立大学病院 加藤裕史副部長)~
皮膚の下の組織が細菌に侵されて壊死(えし)する重症の感染症がある。「壊死(えし)性筋膜炎」といい、夏に表れやすく、速やかな受診が必…
危険なほくろの見分け方 ~中には皮膚がんも(日本医科大学武蔵小杉病院皮膚がんセンター 桑原大彰センター長)~
ほくろは皮膚表面に現れる濃褐色の色素斑の通称で、医学用語では母斑細胞母斑(ぼはんさいぼうぼはん)という。さまざまな形態があり、中に…
肉離れの微弱電流刺激療法 ~早期回復に期待(聖マリアンナ医科大学 藤谷博人主任教授)~
肉離れは、スポーツ選手に多いけがの一つ。完治するまでに時間がかかるため、無理をして再発するケースも少なくないようだ。そんな中、感じ…
食べて加齢に負けない ~見直される薬膳~
年を取れば膝が痛くなったり、よく眠れなかったり、夜中に何回もトイレに行ったりすることが多くなる。こうした症状を何とかしたいと薬やサ…
「黄信号」ともさぬように ~手前の「プレフレイル」で対策を(東京大学高齢社会総合研究機構 飯島勝矢教授・機構長)~
加齢とともに心身の機能が低下した状態「フレイル(虚弱)」と、その手前の「プレフレイル」。多くの人がこれらをへて要介護状態に陥るが、…
頬や顎の下に腫れ・痛み ~食事の際に―唾石症(日本医科大学付属病院 松延毅准教授)~
唾液を口の中に分泌する唾液腺の管(唾液腺管)の内部に「石」ができて流れが滞り、食事の際に顎の下などに腫れや痛みが表れる。そのような…
熱感伴う赤い腫れ ~命の危険も―蜂窩織炎(信州大学医学部付属病院 木庭幸子准教授)~
皮膚が赤く腫れあがり、痛みを伴ったりしたら、蜂窩織炎(ほうかしきえん)かもしれない。蜂窩織炎は、皮膚の傷口などから入った細菌に感染…
突然の激しい頭痛 ~可逆性脳血管攣縮症候群(だいだいクリニック 石井翔院長)~
何の前触れもなく、突然、雷に撃たれたように起きる激しい頭痛を「雷鳴頭痛」と呼ぶ。中でも可逆性脳血管攣縮(れんしゅく)症候群(RCV…
フェムテック ~女性の健康課題を解決する新たな分野~
フェムテックが今、注目を集めている。 さまざまなメディアでの特集、全国各地で行われる展示会やイベント、百貨店や商業施設に設けられた…
認知度不足の「デフリンピック」 ~耳の不自由なアスリート大会(愛媛大学医学部付属病院 狩野拓也医師)~
4年に1度開催される、耳の不自由なアスリートの国際競技大会「デフリンピック」。2025年には日本初の東京大会が開催される。愛媛大学…
暑さに体慣らして熱中症予防 ~十分な睡眠・食事も重要~
梅雨明け前から各地で真夏日や猛暑日を記録した今年。まだ暑さに体が慣れていないだけに体調を崩す人が多く、中には熱中症になった人もいる…
便秘が原因で腹痛・下痢 ~虚血性大腸炎(札幌医科大学付属病院 仲瀬裕志教授)~
高齢者が急におなかが痛くなり、下痢をした場合、動脈硬化や便秘が原因の虚血性大腸炎を起こしている場合がある。札幌医科大学付属病院(札…
首の病気で手足にしびれ ~頚椎椎間板ヘルニア(東邦大学医療センター大橋病院 武者芳朗教授)~
背骨(脊椎)は、椎骨(ついこつ)と呼ばれる骨が積み重なってできている。頚椎(けいつい)椎間板ヘルニアは、首の部分の椎骨と椎骨の間に…
導入広がる音楽療法 ~楽しみながら心身をケア(日本音楽療法学会 猪之良高明副理事長)~
子どもの発達支援、心身の障害の回復、認知症や痛みの緩和など、さまざまなケアに効果が期待できるという音楽療法。「近年、医療や福祉・介…
夏の脱水、血栓リスクに ~肺動脈血栓塞栓症(静岡社会健康医学大学院大学 浦野哲盟副学長)~
小さな傷でも、出血が止まらないと慌てるもの。止血は体に必須の仕組みだが、血管内に血液の塊(血栓)ができる血栓症は異常事態だ。静岡社…
デジタル機器による目の疲労増加 ~全世代で広がるCVS(国際医療福祉大学 原直人教授)~
誰もがパソコンやスマートフォンなどに日常的に触れるようになった結果、目や脳が疲れてしまう「コンピュータービジョン症候群(CVS)」…