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多汗症のピーク時予測した「前線」 ~受診の目安に、早めの治療を~
わきや手のひらなどに大量の汗をかく多汗症。この病気の発症と症状悪化が増える時期の開始を予測した「前線」が初めて発表された。産学連携…
要介護になるリスク、高精度で予測 ~3種の体力テストで(筑波大学 大藏倫博教授)~
自治体などが行う高齢者の体力測定会で採用されている3種の体力テストの結果と年齢、性別、体格指数(BMI)をそれぞれ点数化すると、そ…
肥満以外のリスクも ~砂糖の過剰摂取(福島県立医科大学 前島裕子准教授)~
砂糖の過剰摂取は砂糖依存とも呼ばれ、肥満や糖尿病以外にもさまざまな健康リスクを引き起こす可能性があるという。肥満や体内炎症などをテ…
長風呂、若者も注意 ~血圧低下で意識消失(東京都市大学 早坂信哉教授)~
浴槽で溺れた65歳以上の高齢者は、2021年に約5000人に上ったことが、厚生労働省の調査で分かっている。東京都市大学人間科学部(…
画像で効果見定めて治療 ~がんの「セラノスティクス」(藤田医科大学病院 白木良一病院長)~
画像診断と治療を組み合わせた「セラノスティクス」と呼ばれる医療技術が、がんの診療に広がりつつある。いち早く専門施設を開設した藤田医…
子どもの慢性的な鼻詰まり ~脳の発達や機能に悪影響か(東京科学大学大学院 上阪直史教授)~
発達期の慢性的な鼻詰まり(鼻閉)は、脳の発達や機能に重大な悪影響をもたらす可能性がある―。東京科学大学大学院医歯学総合研究科(東京…
ウイルス再活性化で顔面神経まひ ~ラムゼイ・ハント症候群(東海大学医学部付属病院 濱田昌史教授)~
バイオリニストの葉加瀬太郎さんが昨年発症を公表した、顔面神経まひ「ラムゼイ・ハント症候群」。東海大学医学部付属病院(神奈川県伊勢原…
薬嫌い克服に絵本 ~大切さ知る契機に(東京薬科大学 吉田謙介講師)~
子ども(3歳以上)が薬を飲むのを嫌がった経験があるという保護者は7割近くに上ることが、2015年に行われた「子どもの薬に関する調査…
痛みは専門医に相談 ~ペインクリニック(湘南藤沢徳洲会病院 木村信康主任部長)~
頭痛、腹痛、腰痛、関節痛とさまざまな痛みが生じたときは、痛みの部位によって受診する診療科を選ぶ場合が多いだろう。しかし、痛みに特化…
大腸がん、進歩する薬物療法 ~切除不能ながんでも予後改善~
日本人のがんの中で罹患率の第1位は大腸がん、死亡数は肺がんに次ぎ第2位を占める。愛知県がんセンターの室圭(むろ・けい)副院長(薬物…
診断難しい「乾癬」 ~病状は多様、進行の度合いに注意も~
皮膚が急に赤く腫れ上がったり、肌がガサガサして、ふけのようなものが剥がれ始めたりしたら、どうするか。これらは「乾癬(かんせん)」の…
妊娠糖尿病を正しく診断 ~糖負荷試験が有用(神戸大学医学部付属病院 谷村憲司特命教授)~
妊娠糖尿病は、妊娠中に初めて発見される糖代謝異常を指す。神戸大学医学部付属病院(神戸市中央区)産科婦人科の谷村憲司特命教授らは、妊…
回復可能な軽度認知障害 ~高まる早期発見の重要性~
物忘れが多くなったと感じたことはないだろうか。年を取れば記憶力が衰えるのはやむを得ない面があるが、もしかすると認知症の一歩手前であ…
2025年に新型ワクチン―インフルエンザ ~リスク大きい高齢者に朗報~
インフルエンザ感染症は今(2024/25)シーズンの峠を越したが、次(2025/26)のシーズンに対する備えが欠かせない。感染して大きなダメージ…
日光浴びて運動を ~骨密度の維持に効果(順天堂大学大学院 宮森隆行講師)~
日常的にサッカーやバレーボールをしている40歳代の女性は、運動習慣のない同年代の女性に比べて骨密度が高いことが、順天堂大学大学院(…
顔や頭にふけ、かゆみ ~生活の乱れやストレスが影響―脂漏性皮膚炎~
皮膚ががさがさになり、ふけと赤みが生じてかゆみを伴う。胸や背中のみならず、頭部や顔で起きると外見への影響も大きく、外出もままならな…
炎症性腸疾患の患者体験アプリ ~授業中でも「3分以内にトイレ」~
炎症性腸疾患(IBD)の具体的な症状や、生活の中で生じるさまざまな悩みを疑似体験できるアプリ「In Their Shoes」を東洋大学食環境科学部…
チャタテムシ混入食品でアナフィラキシー ~日本で初報告(東邦大学医療センター大橋病院 福田英嗣准教授ら)~
微小なチャタテムシの仲間「ヒラタチャタテムシ」が混入した食品を食べてアナフィラキシー(全身性の急激なアレルギー反応)が起きたと、東…
早期診断・治療が重要 ~アルツハイマー型認知症(総合東京病院 羽生春夫・認知症疾患研究センター長)~
厚生労働省によると、認知症の患者は2030年に約523万人になり、22年時点の443万人から8年間で約80万人増えると推計されてい…
正しい理解でケアを ~血友病の「保因者」(国立病院機構大阪医療センター 西田恭治医長)~
近年、血友病の治療は進歩しており、患者は一般の人と変わらない生活が送れるほどだ。一方、血友病の原因遺伝子を持つ「保因者」については…
他人に注意を向ける ~認知行動療法であがり性克服(千葉大学医学部付属病院 清水栄司・認知行動療法センター長)~
人前で極度に緊張しやすい性質を、あがり性と呼ぶ。病気ではないが、気にし過ぎればさらに緊張が高まる悪循環に陥り、社交不安症に発展しか…
EPAやDHA、タンパク質にビタミンD ~栄養素が豊富な「魚食」の勧め(あきはばら駅クリニック 大和田潔院長)~
調理の手間や肉食を好む傾向などから魚離れが進んでいる。そんな中、「魚にはエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA…
急な下半身まひで発症 ~脊髄梗塞(秋田厚生医療センター 小林孝副院長)~
「体操のお兄さん」として知られるタレントの佐藤弘道さんが発症した脊髄梗塞。背骨の内部を通る神経の束である脊髄に栄養を供給する血管が…
真摯に話し合う ~重い病気の子の治療(国立成育医療研究センター 余谷暢之診療部長)~
小児医療が進歩し、重い病気でも治療の手だてや延命の期待が見いだせるようになってきた。一方で、どこまで積極的な治療をするかといった選…
健康寿命縮める「骨卒中」 ~要介護のリスク増大~
平均寿命と要介護にならずに生活を送れる健康寿命との差は大きい。男性より平均寿命が長い女性には健康寿命が肝心だが、骨粗鬆(そしょう)…