減量手術のパイオニア―笠間和典医師|一流に学ぶ

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  • 2018/04/26 11:21

     (第2回)
    空手にハマった医学部時代
    南米の旅で道場巡り

     群馬大学医学部に進んだ笠間和典氏。運動部に入るつもりはなかったが、幼少期から一緒に遊んでいた先輩に誘われて空手部に入った。 「中学では柔道部で武道には興味があったんですが、やってみると面白くて、ハマりました」。練習に真剣に取り…

     (第2回)
空手にハマった医学部時代
南米の旅で道場巡り
  • 2018/05/03 10:00

    (第3回)
    黎明期の内視鏡手術と出合う
    救急医療志した若き日

     笠間和典氏が群馬大学医学部を卒業した後、研修先に選んだのは同大の麻酔・蘇生科だった。ここは救急の管理も行っており、当時、ドクターカーやドクターヘリの導入に向けた準備を進めていた。 「麻酔・蘇生科の医局長がすごく魅力的な先生だっ…

    (第3回)
黎明期の内視鏡手術と出合う
救急医療志した若き日
  • 2018/05/10 10:00

    (第4回)
    ブラジルとの縁が引き寄せた
    減量外科手術への道

     肥満を手術で治すなんて―と今でも多くの人は思うだろう。減量手術のエキスパートである笠間和典氏も、当初は同じ思いを抱いていた。 笠間氏が減量手術の存在を知ったのは、医師になって8年目の1997年、米ハワイでのことだった。勤務先だ…

    (第4回)
ブラジルとの縁が引き寄せた
減量外科手術への道
  • 2018/05/17 11:07

    (第5回)
    最初の患者は体重130キロ
    難易度高い手術へ挑むと決意

     笠間和典氏が勤務していた堀江病院の外来にやってきたブラジル人女性は30代後半で、身長約175センチ、体重130キロ。体格指数(BMI)が42の重症肥満だった。 「ここまで太った患者さんに会うのは初めてでした。動くのがつらい、何…

    (第5回)
最初の患者は体重130キロ
難易度高い手術へ挑むと決意
  • 2018/05/24 10:57

    (第6回)
    日本初の手術、9時間がかりで成功
    ブラジル再訪で学んだ技術

     笠間和典氏が日本で初めて、腹腔鏡下胃バイパス術による減量手術を行ったのは、依頼人のブラジル人女性と初めて会った翌年の2002年、36歳の時だ。 女性の体重は130キロ。内臓脂肪をかき分けながら行う難手術は9時間に及んだ。「僕自…

    (第6回)
日本初の手術、9時間がかりで成功
ブラジル再訪で学んだ技術
  • 2018/05/31 10:00

    (第7回)
    米国で恩師と出会う
    世界一の技に感動、猛練習

     日本で初めての腹腔鏡下胃バイパス術による減量手術が成功した後、笠間和典氏は勤務先の堀江病院に肥満外科チームを立ち上げ、本格的に減量手術を行うべく準備を進めていた。そこで、チームの一人と共に、この手術で世界一の腕を持つと称される…

    (第7回)
米国で恩師と出会う
世界一の技に感動、猛練習
  • 2018/06/07 10:00

    (第8回)
    海外の公開手術で評価
    実績重ね、日本でも認められる

     手術で肥満を治療するという認識がない日本で減量手術を続けていくのはまだ難しいと考えた笠間和典氏は、次の一手を打った。積極的に海外の学会に出かけて行って発表し、手術のビデオを見てもらう機会をつくるようにしたのだ。 すると、公開手…

    (第8回)
海外の公開手術で評価
実績重ね、日本でも認められる
  • 2018/06/14 10:00

    (第9回)
    肥満症は「自業自得でなく病気」
    術後は長期フォローが必要

     食べ過ぎや運動不足に加えて、遺伝的な体質も肥満を招く原因だ。「自業自得ではありません。節制できないことも含めて肥満症という病気なんです」と笠間和典氏は捉える。 欧米に比べると日本人は高度肥満者が少ないが、より低い体格指数(BM…

    (第9回)
肥満症は「自業自得でなく病気」
術後は長期フォローが必要
  • 2018/06/21 11:15

    (第10回)
    病気治り、生まれ変わる
    費用対効果の考え方は

     減量手術は、皮下脂肪の吸引・切除のような美容が目的ではない。「健康を取り戻すことだ」と笠間和典氏は強調する。 「肥満が原因で糖尿病や高血圧、高脂血症になっている場合、それぞれの薬を使っても、症状をコントロールしようとするだけ…

    (第10回)
病気治り、生まれ変わる
費用対効果の考え方は
  • 2018/06/28 10:00

    (第11回)
    「恩送り」で後進の育成
    減量手術をもっと多くの人に

     減量手術を行う医療機関は現在、笠間和典氏が減量・糖尿病外科センター長を務める四谷メディカルキューブを含めて全国に約30施設。難易度の高い腹腔鏡下の胃バイパス術やスリーブ・バイパス術を行っているのは、まだ6施設しかない。減量手術…

    (第11回)
「恩送り」で後進の育成
減量手術をもっと多くの人に
  • 2018/07/05 10:00

    (第12回)
    「人のことは悪く言わない」
    続く「格闘」の日々、家族と友人を大切に

    「50歳を過ぎたら、もう当直して寝ないで仕事という生活は厳しいです」と話す笠間和典氏の日常はきわめて健康的だ。午前6時半に起床、7時に家を出て8時すぎに四谷メディカルキューブに到着。入院患者の回診のあと、外来で診察に当たったり、…

    (第12回)
「人のことは悪く言わない」
続く「格闘」の日々、家族と友人を大切に