医師の紹介
診療内容
受診後、精密検査が必要ということになれば、病院に1泊し、睡眠中の呼吸状態や眠りの深さを調べることになる。「睡眠ポリグラフィーという検査で、脳波や心電図、胸部の動き、血中の酸素量などの検査端子を体に取り付けて、一晩寝ていただきます。痛みなどはまったくありません」と中山医師は言う。
治療法としてはさまざまなものがあるが「治療法としてはCPAP(シーパップ)、口腔内装具(マウスピース)、手術などがあります。中~重症の場合には、CPAPが有効です。これは鼻マスクから気道に空気を送り込み、気道の閉塞を防ぐ治療法です。手術は極端に狭くなった気道を広げる方法ですが、耳鼻科の専門医と相談の上、決定します。軽症の場合や、CPAPが使用できない場合には、口腔内装具(マウスピース)を使用することがあります。この場合にも、専門の歯科医にコンサルトして作成していただきます。また、減量や飲酒を控えるなど生活習慣の改善で症状が軽くなったり、なくなる場合もあります」と中山医師は説明。
SASは心筋梗塞や脳卒中など心臓や血管系の病気が起こりやすくなることも知られている。「適切な治療を行うことが、心臓や血管へのダメージを予防する意味で重要です」と中山医師はアドバイスする。
医師プロフィール
1995年7月~1996年9月 昭和大学 国内留学
1999年7月~2001年6月 米国Wisconsin大学 研究留学
2006年4月 新潟大学医歯学総合病院 助教
2010年12月 新潟大学医歯学総合病院第二内科 講師
2013年4月 東京医科大学病院呼吸器内科 准教授
「睡眠時無呼吸症候群」を専門とする医師
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赤柴恒人 医師 (あかしばつねと)
志木呼吸器科クリニック
院長
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磯野史朗 医師 (いそのしろう)
千葉大学医学部附属病院
麻酔・疼痛・緩和医療科 科長、教授
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井上雄一 医師 (いのうえゆういち)
睡眠総合ケアクリニック代々木
理事長
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大井元晴 医師 (おおいもとはる)
大阪回生病院
睡眠医療センター長
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榊原博樹 医師 (さかきばらひろき)
とくしげ呼吸器クリニック
呼吸器内科 院長
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塩見利明 医師 (しおみとしあき)
愛知医科大学病院
睡眠科・睡眠医療センター 教授 部長
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中島庸也 医師 (なかじまつねや)
東京歯科大学市川総合病院
耳鼻咽喉科 部長
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中田誠一 医師 (なかたせいいち)
藤田医科大学病院 坂文種報徳會病院
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 教授
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宮崎総一郎 医師 (みやざきそういちろう)
大名古屋ビルセントラルクリニック
睡眠外来 中部大学特任教授
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村田朗 医師 (むらたあきら)
御茶ノ水呼吸ケアクリニック
理事長・院長