やせすぎ 家庭の医学

 身体発育曲線で、10パーセンタイル以下、または肥満度がマイナス20%以下のときはやせすぎです。
 乳児では、やせすぎは病気のことがあり、医師の診察が必要です。
 幼児期以降は、やせていることはあまり問題になりません。元気がよく、顔いろもよければ気にしなくていいでしょう。体重が少なくても、それなりに伸びていれば問題ありませんが、急に体重が減りはじめ、食欲がなくなり、疲れやすくなった場合は白血病や心臓の病気などの病気の可能性もあります。
 やせていて、食が細くても、必要な栄養はとっているのであれば、太らせようと無理に食べさせないようにしましょう。かえって食べなくなったり、食生活や親子関係にゆがみが生じることがあります。
 しかし、思春期以降は、食べることを拒否する摂食障害という症状の可能性もあります。元気でも体重が減っていく場合は受診しましょう。

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