光覚異常を起こす病気

 光の明るさの差を認識する能力を光覚といいます。光覚は、網膜の視細胞の色素に光が吸収され細胞が興奮し、化学変化、電気的興奮となって生じます。光覚は特に視細胞の杆状(かんじょう)体によって決まります。
 明所から暗所に入り、弱い光を感じるまでの時間の経過を暗順応といい、この暗順応が障害された状態が“夜盲”で、暗いところでいつまでたっても見えないとうったえます。
 夜盲症には“先天性夜盲症”(網膜色素変性症、白点状網膜変性症、進行しないものとして眼底白点症、小口〈おぐち〉病、先天停止性夜盲症など)と“後天性夜盲症”(ビタミンA欠乏症、びまん性脈絡〈みゃくらく〉膜萎縮、鉄錆〈てつさび〉症など)があります。
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