頭蓋骨早期癒合症〔とうがいこつそうきゆごうしょう〕 家庭の医学

 生まれつき頭蓋骨の一部がくっついている疾患を頭蓋骨早期癒合症と呼び、小頭症(しょうとうしょう)狭頭症(きょうとうしょう)などが含まれます。


【症状】
 頭蓋骨の一部が成長しないため、頭の変形が起こります。頭蓋骨のどの部分がくっついているかによって、いろいろなかたちになります。
 頭蓋骨の成長障害が大きい場合は、大脳などの中枢神経が圧迫されるため、頭痛・嘔吐(おうと)や精神発達障害を起こすことがあります。

【治療】
 頭蓋骨の成長障害が大きいと、中枢(ちゅうすう)神経の発育が障害されます。このような場合は、1歳ころまでに骨切り術や骨延長術をおこない、頭蓋骨を拡大します。

(執筆・監修:埼玉医科大学 教授〔形成外科・美容外科〕 時岡 一幸)
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