【ビジネスワイヤ】英製薬大手アストラゼネカは、TROPION-Lung01第III相試験で、非扁平(へんぺい)上皮の非小細胞肺がん(NSCLC)患者という事前定義されたサブグループにおいて、全生存期間の改善が確認されたと発表した。この試験では、治療歴のあるNSCLC患者を対象に、第一三共と共同開発したダトポタマブデルクステカンと従来の治療薬であるドセタキセルを比較検討した結果、全生存期間の改善が確認された。ダトポタマブデルクテカンは、第一三共が開発し、アストラゼネカと共同開発を進めているTROP2標的DXd抗体薬物複合体。現在各国の規制当局で審査中の承認申請を後押しすることが期待される。(C)時事通信社