【ビジネスワイヤ】オーストリアの統合治療ソリューション企業であるAOPヘルスは、米食品医薬品局(FDA)から、「Rapiblyk」(ランジオロール)の救命救急医療における使用を承認されたことを発表した。この承認は、5件のランダム化二重盲検プラセボ対照試験のデータに基づいたもの。臨床試験は317人を対象に行われ、Rapiblykの使用により、上室性頻拍患者の心拍数を迅速に低下し、血圧への影響を最小限に抑えることが確認されている。今回の承認は、米国の患者に新たな治療選択肢を提供するもので、AOPヘルスにとっては米国市場進出への重要な一歩となる。(C)時事通信社