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新型コロナで外出・運動減る 
ロコモにより健康損なう恐れ

 新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、スポーツやイベントなどの延期・中止、美術館や娯楽施設の休館など大きな影響を与えている。さらに、感染を恐れて外出を控える人も多い。「ロコモ チャレンジ!推進協議会」が実施したアンケート調査によると、昨年度に比べ約5割の人が「外出の機会が減った」と回答。また、運動の機会や日常の活動量が減ったとする人が約4割を占めた。協議会を設立した日本整形外科学会の関係者は、こうした状況によって健康を損なう恐れもあると懸念している。

外出の機会は変わったか

 調査は、同協議会が3月11、12日、インターネットを通じ全国の20歳以上の男女5000人を対象に行った。新型コロナウイルス感染症による運動への意識変化を探るのが目的だ。普段の活動量の減少はロコモティブシンドローム(ロコモ、運動器症候群)につながり、健康寿命にも影響する。ロコモが進むと日常生活が制限され、悪化した場合には転倒や骨折、関節の病気などで要支援や要介護の状態になる可能性が高くなる。

 ◇「外食を控える」がトップ

 調査では2月上旬以降の最近1カ月間で、外出する機会が昨年の同じ時期に比べて変わったかを尋ねた。「かなり減った」が25.7%、「やや減った」が26.9%で、「減った」が計52.6%と半数を超えた。「減った」は男性より女性の方が多く、男性60歳以上で48.2%だったのに対し、女性30代が61.2%、60歳以上では62.6%と3人に2人の割合に達している。

具体的な外出の減少

 具体的には、どのような外出が減ったのだろうか。トップは「外食を控えている」で、「多くの人が集まるイベントや集会を避けている」「買い物に行く頻度が減った」と続いた。さらに、「電車やバスに乗らなければ行けない場所には出掛けない」「旅やレジャーの予定をキャンセルした」「習い事やスポーツジムに行くのを控えている」など、新型コロナウイルスの感染拡大が大きな影響を及ぼしていることが分かる。

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