治療・予防

見直される「かかりつけ医」
身近な医療ケアの専門家

 ◇研修制度で質を向上

 2016年4月から、かかりつけ医の機能強化と充実を図る「日医かかりつけ医機能研修制度」が都医師会でも始まった。

 これまでも、各地域でかかりつけ医は活躍していたが、超高齢社会になった今、医師や介護福祉士、ケアマネジャーなどが連携を強化して患者を支える必要があり、かかりつけ医の存在価値が再認識され、質の向上が求められているからだ。都医師会では、かかりつけ医を介した介護予防や健康管理にも力を入れていく予定だ。

 渡辺理事は「信頼できるかかりつけ医がいれば、介護や終末期の医療ケアをどうするかといった話も安心してできます。生涯の安心のために、自分に合ったかかりつけ医をぜひ見つけてください」と呼び掛けている。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容、医師の所属、肩書などは取材当時のものです)

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