ハヤミミDr.純子のメディカルサロン

第1回 適応障害は環境を変えればそれでいいの?

 ストレスに対する回復力を強化すること、上手に適応できるよう必要な手助けを求めること、体の症状に対して治療すること―という三つの柱が必要です。まずは「変だな」と気づくのが大事。身体の症状に対しては心療内科のサポートを受け、職場などの環境については相談窓口や産業医に支援を求め、環境改善を相談することが重要です。

 適応障害は早めに見つければ回復でき、予後も良好です。しかし1年以上放置すると、4割がうつ病などに移行します。環境が変わってから、3カ月以内の早めの気付きが必要です。

 また、自分自身の考え方や仕事の進め方がストレスになってダメージを受ける人は要注意。次回はそうした傾向についてお話ししましょう。

【医学博士 海原純子】

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