2025/06/06 12:24
第14回日本認知症予防学会学術集会
この度、第14回日本認知症予防学会学術集会の大会長を拝命いたしま…
医師や病気・症状、ニュースなどが検索できます
第34回日本小児心筋疾患学会学術集会/第44回日本小児循環動態研究会学術集会 合同開催にあたって
2025年10月4日(土)・5日(日)に、長野県松本市にて、第34回日本小児心筋疾患学会学術集会 / 第44回日本小児循環動態研究会学術集会合同学術集会を開催いたします。このたび、両学会の会長を拝命いたしました、長野県立こども病院の瀧聞浄宏でございます。このような意義ある学術集会の開催の機会を頂戴しましたことを、大変光栄に存じております。幹事の先生方、関係者の先生方に深く感謝申し上げます。
日本小児心筋疾患学会は、1965年に関東小児心筋疾患学会として設立され、小児の心筋症や心筋炎、さらには重症心不全に至るまで、心筋疾患全般の診療と研究の発展に寄与、2011年には関西小児心筋症研究会と統合し、全国規模の学会として再編されました。二次性心筋症への酵素補充、補助人工心臓、心臓移植、といった先進的な診療の発展とともに、その存在意義と責務は一層大きなものとなっています。
一方、日本小児循環動態研究会は、2005年に、小児循環器学会内で最も歴史ある「小児心機能血行動態研究会」(中澤誠会長)と「小児運動循環器研究会」(康井制洋会長)が統合し、「発達途上および小児期発症心疾患の心機能および血行動態に関する最新の情報を交換し、会員相互の知識向上を計ることによって、広くこの分野の発展に寄与すること」を目的に発足いたしました。私自身もこれまで、本研究会において、いわゆる“強者”の先生方との真剣な議論を通じて鍛えられ、成長の機会をいただいてまいりました。若手小児循環器医にとっても、積極的に発表し、対話の中で学びを深めていける、まさに“成長の場”であると言えるでしょう。
本年のテーマを「こどもの心不全を考える」と定めました。
心不全という病態を的確に理解し診療に活かすためには、胎児期から成人に至るまでの心機能を、発達段階ごとに正確に評価する視点が不可欠です。年齢とともに変化する循環動態に対し、臨床現場はどのように向き合い、どのような尺度で心機能を評価し、小児心不全診療に活かしていくべきか。本学術集会では、心筋と循環動態という異なる側面を融合させる視点から、こうした問いを共有し、活発な議論が展開されることを期待しています。
四季折々の自然と文化に恵まれた松本の地にて、皆様をお迎えできることを心より楽しみにしております。本学術集会が、皆様の研鑽の場となり、未来の小児循環器診療の礎となることを祈念いたします。
2025年10月
第34回日本小児心筋疾患学会学術集会
第44回日本小児循環動態研究会学術集会
合同会長 瀧聞 浄宏
長野県立こども病院 循環器小児科部長 移行期医療支援センター長 エコーセンター長
(2025/05/21 10:48)
2025/06/06 12:24
第14回日本認知症予防学会学術集会
この度、第14回日本認知症予防学会学術集会の大会長を拝命いたしま…
2025/06/03 11:41
口腔がんの診断数、著名人のがん公表後に約1.5倍に
Oral disease、2025年5月15日研究成果の概要 公立大学法人名古屋市…
2025/06/02 10:57
治療タンパク質を脳へ輸送する新たな遺伝子治療法を開発
東京慈恵会医科大学遺伝子治療研究部の松島小貴、小林博司、医学部…