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妊娠高血圧症、閉経後も注意
日ごろからの血圧測定が重要

 ▽更年期以降の発症も

 妊娠高血圧症候群を発症すると、出産後に血圧が落ち着いても、二度目以降の妊娠でも同様の症状が表れるリスクが高くなる。中には最初の妊娠から血圧が安定せず、慢性の高血圧症に移行し、継続的な治療が必要となる女性もいる。また、産後に血圧が安定したとしても、更年期以降に高血圧を発症することが少なくない。

 「糖尿病や肥満などの生活習慣病も起こしやすくなります。特に閉経後は血管保護作用のある女性ホルモンが分泌されなくなるため心血管系の病気にも注意が必要です」と笠井部長。

 高齢出産した女性は産後から閉経までの間隔が短く、時間があっても子育て中は自分の健康管理が後回しになりがちだ。同部長は「血圧は自宅でも測定できるので、継続的に血圧を測定し、健康診断を定期的に受けることも重要です。高血圧は自覚症状がないことも多いので日常的に自分の健康状態を把握しておきましょう」と呼び掛けている。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容、医師の所属、肩書などは取材当時のものです)

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