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日本の子どもの睡眠不足は、世界一ともいわれる。生活習慣に問題がある場合が多いが、背景に睡眠障害が隠れていることも。最近はこれまで大人に多いと考えられてきた睡眠時無呼吸症候群なども珍しくない。国立精神・神経医療研究センター病院(東京都小平市)の亀井雄一医師は「睡眠障害は子どもの成長にも悪影響を及ぼしかねない」と、警鐘を鳴らす。
◇無呼吸症候群の例も
睡眠は、子どもの成長と深く関係している。成長ホルモンが分泌されるのは、脳が深い眠りに入っている時間帯。まさに寝る子は育つというわけだ。
その大切な睡眠が、さまざまな睡眠障害によって脅かされている。亀井医師がよく遭遇するのは、なかなか寝付けず、朝起きるのがつらいという「概日リズム睡眠障害」。体内時計が何らかの理由で変調を来す病気で、生活スタイルの夜型化が引き金になっているケースが圧倒的に多いという。
最近では、睡眠中に一時的に無呼吸状態に陥る「睡眠時無呼吸症候群」が子どもに生じるケースも少なくない。脚の違和感で寝付けない「むずむず脚症候群」なども見られるという。
問題なのは、睡眠障害による健康への悪影響だ。疲労感や食欲不振、集中力の低下といった心身の不調に加え、将来の肥満のリスクにつながる問題も指摘されている。
「成長期の睡眠不足はその子の将来の健康をも脅かしかねません。まずは子どもの睡眠不足に病気が潜んでいないかをしっかりと見極め、適切に対処することが重要です」
(2016/12/01 15:43)
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