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中高年の顔面に生じる激痛―三叉神経痛 歯痛と間違うことも
三叉(さんさ)神経痛は、日常のわずかな刺激がきっかけで、顔面に激痛を生じる。痛みは電撃痛と言われるほどで、睡眠時でも起こり得る。東…
全身の衰え招く「オーラルフレイル」 予防して健康寿命伸ばす
加齢に伴い、かめない食品が増える、食事でむせたり食べこぼしたりする、滑舌が悪くなる、口の中が渇きやすくなる―。こうした口腔(こうく…
脳梗塞の再発防ぐ新治療法 心臓の「穴」を器具でふさぐ
脳の血管が詰まって酸素や栄養が行かなくなり、脳細胞が壊死(えし)する脳梗塞。動脈硬化や心房細動と呼ばれる不整脈などが原因だが、心臓…
ランニングで起こりやすい膝痛 膝に負担をかけない走り方
ランニングを習慣化している人に起こりやすい膝の痛み。痛みが出る部位や症状は人によってさまざまだ。ランニングを長く続けるための膝痛の…
周囲のサポートが不可欠―高齢者の熱中症 室温管理と水分補給がカギ
毎年、夏になると熱中症で亡くなる高齢者が後を絶たない。今シーズンは新型コロナウイルスの感染拡大があり、その影響は未知数だ。外出を控…
スポーツ楽しむ中高年に目立つ―テニスレッグ 正しい治療で再発を回避
テニスレッグはふくらはぎの肉離れの通称で、スポーツをしている中高年世代の発症が目立つ。痛みが取れたからといってすぐにスポーツを再開…
慌てず正しく対処を―鼻血 家庭でできる圧迫止血
鼻血が出た時は、慌てて病院に行く前に、その場で適切に止血処置を行うことが大切だ。鼻血の原因と正しい対処法、受診が必要な場合の見極め…
裸眼視力改善するオルソケラトロジー 就寝時のレンズ装用で矯正
低下した視力を矯正する治療法の一つとして注目されている「オルソケラトロジー」。特殊なデザインのハードコンタクトレンズを就寝中に装用…
新型コロナ「見えてきたもの」 当初から携わる専門家報告
「国内に患者が出てきた当初から診てきた経験から、治療法や症状の推移など学べたことも多く、見えてきたことも多い」 今年初めに中国・武…
薬としても使われるEPA 脂質異常症の治療に
イコサペント酸(EPA)には血液中の中性脂肪を減らす作用があり、サプリメントで取る人は少なくない。しかし、健康診断などで中性脂肪が…
難病の小児特発性ネフローゼ症候群に光 新規治療法の開発進む
尿中にタンパク質が大量に漏れ出て、血液中のタンパク質の濃度が一定より低下した状態をネフローゼ症候群と言う。小児では毎年約1000人…
自律神経に異常―首こり病 筋肉の疲労で全身に不調
パソコンやスマートフォンを操作する時の「うつむき姿勢」を長時間続けると、首に負担がかかり、首を支える筋肉が過度に緊張して固くなる。…
女性の7~8割が経験する月経前症候群 症状を記録し軽減を
月経前症候群(PMS)は、月経の3~10日前から見られる身体・精神症状である。抑うつ、いらいら、下腹部の痛みや張り、頭痛、むくみ、…
生活の変化、親子で乗り切る―新型コロナ 友だちとの絆保つ工夫を
新型コロナウイルスの感染拡大は、休校や外出制限など子どもたちの生活にも多大な影響を及ぼしている。今回のような非日常的な状況に直面し…
自然治癒なし―鼠径ヘルニア 手遅れになる前に早期治療を
鼠径(そけい)ヘルニアは、下腹部から脚の付け根にかけての筋膜(筋肉を覆う膜)の間から、腹膜に包まれた腸が袋状に飛び出してしまう病気…
妊娠中や出産後に突然発症―周産期心筋症 息切れ、極度のむくみ、体重増加
もともと心臓に問題のなかった女性が、妊娠中や出産後に突然、心機能が低下し、心不全を発症する「周産期心筋症」。少し歩いただけで息切れ…
根気良く治療―爪白癬 5種類の薬から状態に合わせて
足の爪が白く濁り、分厚くなったりボロボロと欠け落ちたりする「爪白癬」(つめはくせん)。「爪水虫」とも言われるように、カビの一種であ…
まれな自己免疫疾患―慢性炎症性脱髄性多発神経炎 社会復帰も可能
「慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)」は、手足の末梢(まっしょう)神経に障害が起こり、左右対称に手足がしびれたり、力が入らなく…
皮膚の内側にあかがたまる―粉瘤 放置せず、炎症起こす前に受診を
皮膚科を受診する人に最も多く見られる皮膚の良性腫瘍である粉瘤(ふんりゅう)。ヒトパピローマウイルスやピアスなどによる外的刺激が原因…
大腸内視鏡検査にAIを応用 がんと前がん病変の検出率は98%
日本人が罹患(りかん)するがんの中で最も患者数の多い大腸がん。早期発見と治療で治癒が期待できることから、検診が重視されている。人工…
聞こえに影響―耳垢栓塞 月1回の耳掃除で予防
耳あかは、古くなって剥がれ落ちた皮膚や皮脂などが固まったものだ。耳垢栓塞(じこうせんそく)は、この耳あかがたまり過ぎて耳の穴(外耳…
極端に悪い聞き取り―オーディトリー・ニューロパシー 知的・発達障害と診断される子も
オーディトリー・ニューロパシー(AN)は、1996年に初めて報告された聴覚障害だ。同年に発表された2件の論文のうち、一方を報告した…
がん治療に伴う外見の変化 苦痛を軽減するアピアランスケア
がんの治療によって表れる見た目の変化に悩まされる患者は多い。そうした外見の悩みに対応するのが「アピアランスケア」だ。がんになっても…
脚の血流が障害される閉塞性動脈硬化症 遺伝子治療薬が登場
脚の動脈硬化が進み、血管が詰まって血流が悪くなる「閉塞性動脈硬化症(ASO)」。重症になると脚の切断に至るケースもあるほか、心臓や…
遺伝性の不整脈―先天性QT延長症候群 症状乏しく、突然死の危険も
先天性QT延長症候群は遺伝性の不整脈で、症状がないまま、突然死につながることもある注意したい病気だ。日本医科大学付属病院(東京都文…