坪井康次 医師 (つぼいこうじ)

東邦大学医療センター大森病院

東京都大田区大森西6-11-1

  • 心療内科

心療内科 内科

専門

心身医学全般、パニック障害、拒食症など

坪井康次

東邦大学医療センター大森病院心療内科を率いる坪井康次医師は、日本心身医学会・日本ストレス学会・日本うつ病学会・日本不安障害学会など多くの学会で理事を務め、国内のこれらの領域をリードする存在である。専門は、心身医学全般、軽症うつ病、パニック障害などの不安障害、拒食症など。同科では、心と体の調和とその相互作用(心身の相関)に重点を置いた研究を行うとともに、胃潰瘍や頭痛、過敏性腸症候群など心身症疾患に対する診察と治療を主に実施。また、比較的軽度のうつ病、不安障害、適応障害の診療も行っている。

診療内容

パニック障害は、ある日突然、息苦しさ、動悸、めまい、手足のしびれ、冷や汗などが起こり、同時に「このまま死んでしまうのではないか」という強烈な不安感に襲われることから始まる“不安の病気”である。発作時に強い恐怖感を伴うために「また起こるのではないか」という不安が続き、症状が初めて起こった場所や電車、狭い場所など避けるようになるために行動半径は狭まってしまう。
同科で診察する患者はほぼパニック障害と特定できるが、不整脈や甲状腺機能亢進症でも動悸を伴うことがあるために、ある程度の身体チェックは必要になる。パニック発作は「死んでしまうのでは」というほどの強い恐怖を伴うため「二度と経験したくない」と行動を制限する傾向にあるが、ますます発作が起こりやすくなるので、行動は制限せずに暮らすことが望ましいとされている。発作を起こりにくくする薬剤の有効性も確認されている。
長年行動を制限されている患者がすぐに行動範囲を広げることは難しいが、薬物療法を続けながら(薬物療法)、少しずつ行動の範囲を広げていく(行動療法的アプローチ)ことが一般的な治療の流れになる。

医師プロフィール

1975年3月 東邦大学医学部 卒業
1975年 東邦大学第2内科にて研修、入局
1980年 東邦大学心身医学研究室開設にともない移籍
1987年 東邦大学心身医学研究室講師
1988年 昭和大学医学部非常勤講師兼任
1991年 東邦大学心身医学教室助教授
1997年 東邦大学心身医学講座教授