山本和儀 医師 (やまもとかずよし)

山本クリニック

沖縄県浦添市伊祖2-30-7-101

  • 心療内科、精神科
  • 院長

心療内科 精神科 神経科

専門

パニック障害、社交不安障害、うつ病、性同一性障害

山本和儀

パニック障害、社会不安障害、強迫性障害などの不安障害や適応障害の治療だけではなく、うつ病・双極性障害の治療や復職支援のためのリワークに積極的に取り組んでいる。クリニックの診療以外での活動にも精力的に参画し、民間企業や官公庁の産業医、産業保健推進センター沖縄事務所の基幹相談員(メンタルヘルス担当)、沖縄県教育委員会健康管理審査委員会委員などを通して県民の健康問題や職場のメンタルヘルス対策・支援といった活動にも精力的に取り組んでいる。さらには性同一性障害や外国人のメンタルヘルスにも精通するなど、精神科医としての守備範囲は広い。講演会や大学での講義などを通して一医師としての立場だけではなく、沖縄の心の健康づくりをサポートする核の一つとなっている。

診療内容

初めて受診する場合にはまず、問診票に記入することからはじまる。これはクリニックのスタッフが問診票の内容について話を聞き、その内容を踏まえてじっくりと医師が診察をするためだ。初診時の診察時間は、長めにとり、必要に応じて、心理テストや薬物療法、カウンセリングなどを導入するようにしている。なお診療を待っている患者を待合室まで迎えに行くようにしていると言う。
「もちろん患者さんへのていねいな対応、敬意の表明でもあるのですが、実は自身のちょっとした休息・ストレッチをかねています。つまり、この出迎えには診察医が気分を切り替えて、次の患者さんを迎えるための仕切り直し、リフレッシュという意味もあるのです」(山本医師)
院内にはリラクセーションルームを併設し、待合室のテレビでは一般の番組は流さず、癒し系の音楽やDVDが流れ、院内をできるだけストレスの少ない環境にするなどの工夫が施されている。リラクセーションルームでは、照明の明るさを落とすと部屋全体に雄大な宇宙が広がる。「そんな部屋で職場や家庭のストレスから離れ、マッサージチェアやカプセルに身をゆだねることで、心身の疲労が消え、心地よいリラックスへと導いてくれます。改めてふだんの生活の中にあるストレスに気づき、その気づきから、自分のストレスをうまくコントロールする力を養うことが大切なのです。私と話すだけで落ち着いたり安心したりするという患者さんもいますが、実はそれは計算されたリラックス空間だからです。病気の治療は医者がしますが、再発を予防するためには本人の力が必要です。そのために重要なのがストレスのコントロール、セルフケアする力です。私はそれを高めるお手伝いをしているのです」と山本医師は語る。
「近年、心療内科の患者は驚くほど増えております。企業ではメンタルヘルス不全で休職する社員が増え、問題化しています。クリニックを立ち上げる前から、クリニックの2階にEAP産業ストレス研究所を立ち上げ、社員のメンタル上の問題のほか、職場のストレスや人間関係の問題などの解決を支援する活動を展開してきました。従業員の問題を解決することでパフォーマンスを高め、結果的に会社を元気にするお手伝いをしているわけで「働く人と会社の元気を支援する」ことが沖縄の活性化、および長寿県復活への道と考え、日々の診療や活動に従事しています」(山本医師)
急増する休職者の復職支援のための集団療法の場としてのショートケアを2009年8月に開設。また本年は、日本不安障害学会や赤坂クリニック(貝谷久宣理事長)を中心とした全国規模の社交不安障害の集団認知療法の実践研究にも参加している。

医師プロフィール

1981年3月 熊本大学医学部 卒業
1981年6月 熊本大学医学部付属病院(研修医)
1983年4月 国立療養所菊池病院(厚生技官)
1984年7月 熊本大学医学部付属病院(医員)
1985年4月 沖縄県立宮古病院(医師)
1988年4月 琉球大学医学部付属病院精神科神経科(助手)
1994年9月 オーストラリア・メルボルン大学へ文部省在外研究員として留学
1996年4月 琉球大学医学部付属病院精神科神経科(講師)
1999年4月 琉球大学医学部付属病院総合診療センター副センター長(併任)
2000年2月 神戸大学大学院講師(併任)
2004年6月 琉球大学医学部付属病院退職
2004年7月 EAP産業ストレス研究所設立(所長)
2004年10月 山本クリニック開設(院長)