γ-GT(γ-GTP)

■アルコール性肝障害の診断
 ガンマ-グルタミル・トランスペプチダーゼの略で、肝・腎・膵(すい)臓などに存在する酵素です。アルカリホスファターゼと同じく肝胆道系の閉塞があると上昇するので、そのスクリーニングとして用いられます。
 特にアルコール性の肝障害や胆汁うっ帯性薬剤性肝炎などで上昇するのが特徴です。飲酒をすると上昇し、禁酒をすると低下するため、飲酒をたしなめられるきっかけとなったりします。

■基準値:男性 13~64U/L、女性 9~32U/L

■検査結果から疑われる病気
 高値の場合には、次のことが考えられます。
 アルコール性肝障害薬物性肝障害肝硬変脂肪肝、慢性活動性肝炎(慢性肝炎参照)、肝がん胆管がん胆のうがん、膵頭部がん(膵がん参照)など