扁平コンジローマ(扁平コンジローム)〔へんぺいこんじろーま(へんぺいこんじろーむ)〕
梅毒に感染したときに、肛門周囲の皮膚や外陰部にできる平べったい隆起として生じる皮膚病変です。ジクジクした散在性の病変で、軽い痛みや掻痒(そうよう)感や不快感があります。病変部の病理組織検査や血液検査により梅毒の感染が診断されます。梅毒の治療(駆梅療法)でこの皮膚病変は消失します。
(執筆・監修:牧田総合病院 肛門病センター長 佐原 力三郎)
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