薬物・毒物中毒の手当て 家庭の医学

解説
 世の中には、無数といってよいほどいろいろな薬物や毒物があふれています。これらの薬物・毒物が体内に入り、からだにわるい作用を及ぼすことを中毒といいます。
 急性中毒患者の発生頻度について正確な統計はありませんが、推定中毒患者数は年間約100万人、医療機関を受診する患者数は推定50万人といわれています。

【参考】中毒:中毒原因物質とその対応

(執筆・監修:社会医療法人恵生会 黒須病院 内科 河野 正樹)