【ビジネスワイヤ】医療技術の研究開発を行うジーエヌコーポレーションは、ニチブライトβグルカンの投与により、膵臓(すいぞう)の悪性腫瘍の外科的切除を受けた患者の免疫力が向上し、膵臓がんおよびその再発のバイオマーカーが低下したとの研究結果が得られたと発表した。免疫のマーカーであるIgAとCD209が上昇し、膵臓がんのマーカーであるCA19-9とがんの再発と重症度を示すCD44が、対照群と比較して有意に低下したことが、近森病院(高知県)の研究で明らかとなった。ニチブライト投与後に平均生存時間が改善したという結果も得られた。(C)時事通信社