【カイロ時事】国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の清田明宏保健局長は16日、パレスチナ自治区ガザで実施したポリオ(小児まひ)の大規模予防接種で、「目標を達成したという確信を持っている」と語った。住民自らスタッフとして接種に取り組み、成功の裏には「ガザの底力」があったと述べた。ガザからオンラインで日本メディアの取材に答えた。
 予防接種は1日から、ガザを3地域に分け順番に行われた。10歳未満の子供が対象で、接種率9割以上が目標。約56万人が接種を終えた。2回目の接種は、10月中旬を想定しているという。 (C)時事通信社