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腸内細菌が動脈硬化と関連 ~冠動脈疾患発症前から菌の割合が変化(滋賀医科大学 岡見雪子特任助教)~
腸内細菌は、健康に良い働きをすることもあれば、さまざまな病気の発症に関わることもある。心臓周囲の動脈(冠動脈)の硬化によって起こる…
透析患者の災害への備え ~施設への移動手段確認(日本透析医会 山川智之副会長)~
近年、日本各地で地震や台風、豪雨などの大規模災害が頻発し、災害時の医療体制の維持や備えが課題となっている。特に大量の水道水と電気を…
ぜんそく児の旅行 ~準備が肝心(群馬大学大学院 滝沢琢己教授)~
行楽シーズンを前に、家族旅行を計画する家庭も少なくないだろう。旅は子どもがさまざまな経験をする機会だが、ぜんそくのある子どもにとっ…
体重増を運動で「帳消し」 ~ホリデー・ウエイト・ゲイン(医薬基盤・健康・栄養研究所 山田陽介室長)~
休日の飲食の増加で体重が増えることを「ホリデー・ウエイト・ゲイン」と言う。週末のわずかな体重増加も、長年積み重なれば大幅に太ること…
「太っている方が死亡リスク低い」 ~フレイルの高齢者(早稲田大学 渡辺大輝助教)~
高齢者は一般的に中年の人に比べ、体格指数(BMI)が大きい人の方が死亡リスクは低いと考えられている。心身の能力が低下したフレイルの…
早期発見が重要な弱視 ~眼鏡常用で改善(筑波大学付属病院 森田由香病院助教)~
子どもの目の機能は3歳ごろまでに急速に発達し、6~8歳で完了する。この時期に視力の発達を妨げる何らかの要因があると、その後は眼鏡や…
逆流性食道炎 ~症状の変化伝える(虎の門病院 落合頼業医師)~
胃酸が逆流し、食道の粘膜が炎症を起こす逆流性食道炎では、胸焼けや酸っぱい物が込み上げるなどの症状が表れる。症状の強さは生活の変化に…
本当に必要ながん検診とは ~利益と不利益(国立がん研究センターがん対策研究所 中山富雄部長)~
がん検診は早期の段階でがんを発見し、治療によってがん死亡率を減少させることを目的とする。一方、検診を受ける利益より不利益が上回る場…
医師と患者の意思疎通カギ ~アトピー性皮膚炎、治療満足度上げる~
アトピー性皮膚炎はまれな病気ではない。強いかゆみを伴う発疹が現れ、かゆくて夜も眠れないなど生活の質(QOL)に深刻な影響を及ぼす。新…
皮膚に赤み、筋肉に痛み ~肺炎合併も―皮膚筋炎(福岡赤十字病院 井上靖部長)~
昨年12月に亡くなった歌手の八代亜紀さんは皮膚筋炎に罹患(りかん)していた。筋肉の炎症によって痛みや筋力の低下が生じる病気で、八代…
つわりの予防と対処法 ~我慢せず相談を(宮の沢スマイルレディースクリニック 馬場敦志院長)~
吐き気、嘔吐(おうと)、食欲不振、眠気など、多くの妊婦が経験するつわり。妊娠5週頃から始まり、10~12週頃に落ち着いてその後徐々…
鼻血の原因はさまざま ~危険なケースも(兵庫医科大学病院 都築建三主任教授)~
鼻血は一度に大量に出たり、繰り返したりする場合は注意が必要だ。「命に関わる病気が隠れている可能性もあります」と兵庫医科大学病院(兵…
上手に水分補給 生活習慣とセットに(帝京大学医学部付属病院高度救命救急センター 三宅康史教授)
脱水が特に懸念される夏場だけでなく、水分補給は季節を問わず習慣付けておくことが大切だ。水分を上手に取るこつを、帝京大学医学部付属病…
早産増加、子どもの運動機能に影響 ~気候変動による健康被害(東京医科歯科大学 藤原武男教授)~
年々深刻化する気候変動。その影響は、早産の増加や、子どもの運動機能・言語・社会性の発達遅れなどに及ぶリスクがある。気候変動と子ども…
皮膚の傷を洗う、発熱あれば受診を ~急増の「人食いバクテリア」劇症型溶連菌感染症(ひまわり医院 伊藤大介院長)~
喉の炎症などを起こす溶連菌による極めて重い「劇症型溶血性レンサ球菌感染症(劇症型溶連菌感染症)」が増えている。内科・皮膚科のひまわ…
がん治療に伴う爪囲炎 ~治療はスキンケアと薬(国立がん研究センター中央病院 山崎直也科長)~
手足の爪の周囲にできる爪囲炎(そういえん)は、がん治療の副作用で見られる場合がある。痛みなどのために日常生活に少なからず影響するが…
買い物で要介護予防 ~認知・身体機能が改善(雲南市立病院 毛利直人医員)~
高齢者の認知機能や身体機能の衰えは、将来的な要介護リスクにつながる。衰えの予防や改善を目的に行うリハビリテーションに買い物を取り入…
暑さによる頭痛 ~片頭痛の人は要注意(富士通クリニック 五十嵐久桂医師)~
片頭痛のある人は、炎天下に出歩くと頭が痛くなりがち。その原因と対処法について、富士通クリニック(川崎市)頭痛外来の五十嵐久佳医師に…
動脈が硬い人は要注意 ~高率で脳小血管病に(琉球大学大学院 石田明夫准教授)~
脳の小さな血管が障害され、脳卒中や認知症のリスク因子になるとされる「脳小血管病」。琉球大学大学院循環器・腎臓・神経内科学(沖縄県西…
進歩した造血幹細胞移植 ~移植後の苦しみ救済が課題~
白血病をはじめ「血液のがん」といわれる病気は厳しい病気だ。有効な治療法とされるのが、血液のもとになる造血幹細胞の移植で、ドナー(細…
減塩、睡眠時間確保が大切 ~被災後の高血圧対策(南三陸病院 西沢匡史副院長)~
地震などの被災者は血圧が上昇することがある。1カ月ほどで落ち着くことが多いが、その後も注意が必要な人もいる。災害後に生じる高血圧の…
ピアスや歯科材料も原因 ~金属アレルギー(藤田医科大学ばんたね病院 矢上晶子教授)~
ネックレスやピアスなどの金属製装飾品に繰り返しかぶれる。歯科治療をきっかけに口腔(こうくう)粘膜や舌が白く変色し、手足に湿疹ができ…
筋肉のけいれんか ~肋間神経痛(横浜市立大学付属市民総合医療センター 北原雅樹部長)~
誰でも一度は聞いたことがあるだろう「肋間(ろっかん)神経痛」。肋骨(ろっこつ)と肋骨の間にある末梢(まっしょう)神経に、痛みが走る…
暑さに慣らす ~暑熱順化、熱中症に備え(日本医科大学付属病院 横堀將司・高度救命救急センター長)~
例年、梅雨明け後から8月上旬にかけて全国的に熱中症の発症がピークとなる。日本医科大学付属病院(東京都文京区)の横堀將司・高度救命救…
利点多い精神科オンライン診療 ~対面と同等の効果(慶応義塾大学 岸本泰士郎特任教授)~
うつ病をはじめとする精神疾患は誰もがかかり得る病気だが、精神科の受診になかなか踏み切れない人も多い。そのような場合にハードルを下げ…