宮田成章 医師 (みやたなりあき)

みやた形成外科・皮ふクリニック

東京都港区西新橋2-5-11 NTKビル3F

  • 形成外科、美容外科、美容皮膚科
  • 院長

形成外科 美容外科 皮膚科

専門

形成外科・美容外科・美容皮膚科

宮田成章

宮田成章医師はレーザーとスキンケア中心の診療スタイルが一般的でなかった2000年から、専門クリニックを設立。現在では学会で毎年多数の発表を行うだけでなく、海外での情報収集にも注力。メーカーと共同で機器・製品の開発や、治療プロトコールの作成なども行う。治療の際は事前に患者に対して正確な医学知識に基づいた説明をし、費用を明示し、生じるリスクも隠さず伝える。知識と経験で症状に最適な機器を選択し、スキンケアと脱毛・痩身以外はすべて自ら施術を行う。より患者のニーズに合う治療を心がける。

診療内容

顔面・肌の老化は一般的に、紫外線による「光老化」と、加齢による「通常老化」に分けられる。通常老化とは、加齢によって皮膚全体が薄くなり、保湿力や弾力の低下をはじめとして、皮膚表面の色調の不均一化や脂肪の萎縮・減少、筋張力の低下、骨の萎縮などとともに、皮膚・軟部組織の下垂・余剰を伴った変化のことである。
老化の診断や解決法について、宮田医師は「個人の考えとしては、ひとつの治療法で全てが解決できるものはない」と語る。同クリニックでは症状や希望に応じた治療法を選択・組み合わせをしていくが、その際は構造的に皮膚表面(角質)、表皮、真皮、皮下脂肪、筋肉、骨格、の面で分けて治療方針を決定していく。
皮膚表面(角質・表皮)は老化によって角質が不均一となり、かつ柔軟性・保湿力を失っていくことで、くすみやキメ低下が生じる。このため、ケミカルピーリングなどの治療でくすみを取り、新陳代謝を促すことも実施。保湿力を失った角質などのケアについては、メソアクティスなどの薬剤導入機器によりコラーゲンやヒアルロン酸を肌に取り込ませ、健全な構造を取り戻す治療を行う。
色調の不均一化(つまり老人性のシミ)に対しては、美白剤などの処方はもちろん、レーザーによる局所の色素除去、もしくは広範囲に改善をする光治療(フォトセラピー)を実施する。肝斑などの通常のレーザーが無効な色素沈着に対しても、メソアクティスによる美白剤導入治療や内服薬、塗り薬のみならず、レーザートーニングという低出力レーザー療法を繰り返すことによって積極的な改善を図ることができる。また、保湿効果とキメの改善、肌のしっとり感を出すアンチエイジングクリームも開発。各種ビタミン剤や抗酸化剤を最適に組み合わせ、ホームケアとしては化粧品では得られない効果を期待できる。
真皮は主にコラーゲンで構成されるが、老化により弾力や質感などが大きく変化し、たるんだ外観を呈する主要因ともなる。ピーリングでも軽い改善は望めるが、真皮上層へ届く光治療がより有効である。さらに、サーマクールやテノールといった各種高周波(ラジオ波)によるたるみ治療器を使用し、皮膚の引き締め効果を図ることも多い。
シワがはっきり生じている場合は、コラーゲンやヒアルロン酸などの注入が手早く確実な治療法となる。また、表情によって生じる目尻や眉間などのシワであれば、ボトツリヌストキシンという筋肉の動きを抑制する注射で改善が見込めるが、これらは定期的に追加注入する必要がある。ほかにも、自己血液を採取し、血小板を濃縮したうえで顔面に注入するPRP治療法によって、異物を用いることなく肌のシワや張り感を改善する方法もある。
皮下脂肪の老化はたるみの原因となるほか、鼻脇の毛穴を帯状に変化させたり、頬下方の下がりや目の下のくぼみなどを生じさせる。治療には上記の高周波による治療を行う。
さらには皮下脂肪より深部にあるSMASという顔面の筋膜を切らずに引き上げるウルセラシステムという超音波機器を用いることで、ポニーテールをしたように引き上げ効果を出すことも可能となっている。しかしながら、これら全ては手術のような大きな変化は望めないことに留意する必要がある。くぼんだ部分を膨らませるにはヒアルロン酸の注入が確実だが、半年で体内に吸収されてしまうので、定期的な注入が必要となる。
頬下部の下垂した脂肪に関しては、Vシェイプという方法も。超音波と高周波を組み合わせた機器によって減量させることで、引き締め効果が生まれる。
筋肉を含めた広い範囲の老化・たるみへの治療となると、外科的な方法以外は難しい。フェイスリフトなどの方法で、積極的な引き上げが一般的である。
シミ、くすみ、毛穴、肌の張り、キメ、たるみなどを総合的にある程度改善する方法としては、高周波とフォトセラピーの同日照射(スターラックスとテノールの組み合わせ)がある。希望により追加治療も可能なほか、メンテナンスとして年に3~4回実施するのもひとつの方法である。特にテノールは、老化予防措置としてはクリニックの機器の中で最も効果的であるため、一連の治療終了後はテノールだけを定期的に行うのも良い。
エイジングケアのベースとしては、肌の保湿力を高めて美白効果を出すために各種薬剤を肌に導入する機器メソアクティスと、たるみや肌の質感を改善する高周波テノールを組み合わせる方法がある。これは痛みや腫れがなく、かつ安全な治療の組み合わせであるため、美容医療に抵抗がある患者にも安心感をもって受けられると考える。これらは継続性を持って治療するものであり、肌の土台作り、老化に対するマネージメントとなる。「継続した治療が老化を予防する」が、本来のアンチエイジングケアの基本なのだ。
治療方法については、診察やカウンセリングを通し、患者の希望を考慮したうえで、どの治療法・治療機器を使い、どう組み合わせるかを検討していく。美容医療機器には長所短所があるが、当クリニックでは現在、個人クリニックとしては全国屈指の36台を所有。新しい医療機器をできるだけ多数取りそろえ、複数の選択肢を設けることで、よりきめ細やかな治療に対応できるようにしている。

医師プロフィール

1990年3月 防衛医科大学校卒業
   4月 防衛医科大学校形成外科及びその関連施設にて研修・勤務
1997年8月 札幌医科大学形成外科勤務
1997年11月 市立室蘭総合病院形成外科医長
2000年5月 虎ノ門形成外科・皮ふクリニック開院
2004年5月 みやた形成外科・皮ふクリニック開院