西﨑泰弘 医師 (にしざきやすひろ)

東海大学医学部付属東京病院

東京都渋谷区代々木1-2-5

  • 健診センター
  • 副院長
  • センター長

総合診療科 消化器科 内科

専門

健康管理学、抗加齢医学、産業保健、消化器肝臓病学、内視鏡内科学

西﨑泰弘

東海大学医学部付属東京病院では2006年“健康寿命を延ばしサクセスフル・エイジングを実現するため”に、抗加齢ドックを開設。西﨑泰弘医師は、開設に主体的に関わり、抗加齢医学の第一人者と知られている。「重大な疾病に陥る前の段階で患者さんを助けられたら」という思いから、予防医学に関心を持つようになったという。同ドックは、疾患の有無をチェックする人間ドックとは異なり、今後疾患が発生し得る傾向を捉えるものだ。美容分野における外側のアンチエイジングとは違い“心身共に健やかで豊かに老いる”ことを追求する。

診療内容

アンチエイジングと聞くと、髪の毛や肌など「見た目」の若さを保つことが連想されるが、本当のアンチエイジング医学(抗加齢医学)とは“心身共に健やかで豊かに老いる”ことを追求する、身体の内側を考えるものである。西﨑医師は「究極の予防医学」といわれるアンチエイジング医学の考え方をこう語る。「見た目が若くても、血管や内臓がぼろぼろだと結局天寿は全うできません。食事や運動など生活習慣に関する指導をしっかり行うことによって、血管や内臓の老化を遅らせることができます」
同院では2006年“健康寿命を延ばしサクセスフル・エイジングを実現するため”に、抗加齢ドックを開設。このドックは、加齢とともに発生する病気や身体的不都合を予防・軽減するとともに、様々な医学的サポートによって、若い頃の身体に押し戻すことを目指す。また、病気の有無を調べる人間ドックよりも、感度の高い検査や老化に直結する様々な検査を行うことが特徴だ。これらの検査は、1)血管の動脈硬化、2)血液老化度、3)活性酸素・抗酸化力、4)ホルモンバランス、5)免疫バランス、6)一般(肝・腎機能、糖尿病、貧血など内臓機能が加齢により衰えていないか)、7)身体の構成に関するものである。例えば1)に関する検査について、西﨑医師は「動脈硬化が進んでも自覚症状はなく、さらに悪化すると心筋梗塞を発症しやすくなります。抗加齢ドックでは、血管の硬さや詰まり具合などを調べ、その進行度を検査するとともに、抑止を目的とした様々なアドバイスを行い、データーの改善をみています」と説明する。「抗加齢ドックでは、疾患の兆候が出る前の負の変化を見つけて、その予防と軽減を行うのです」
アドバイスを受ける際の医師面談は約30分。各個人のファイルを作り、抗加齢医学、運動、食事、サプリメントなどのエキスパートがアドバイスを行う。
抗加齢ドック受診者は健康に対する意識が高く、リピート率も高いという。「動脈硬化の数値は、一般的加齢とともに年々高くなる傾向にありますが、ドック受診者では受診後に横ばいになったり改善が見られたりしています。また、善玉コレステロールや活力ホルモンの増加もしばしば見られます」と、西﨑医師は同ドックの成果を説明する。超高齢化社会を迎えた日本において、抗加齢医学及び抗加齢ドックの注目度はますます高まるに違いない。

医師プロフィール

1986年3月 東海大学医学部 卒業
1986年5月 慶應義塾大学医学部内科学研修医
1987年4月 慶應義塾大学内科大学院入学
1991年3月 米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校内科リサーチフェロー
1991年4月 慶應義塾大学消化器内科学助手
1994年4月 東海大学医学部消化器内科助手
1997年4月 東海大学医学部消化器内科講師
2004年4月 東海大学医学部付属東京病院副院長、消化器肝臓センター長
2007年4月 東海大学医学部付属東京病院准教授(消化器内科学)
2013年4月 東海大学医学部 教授、付属東京病院 副院長
2015年 慶應義塾大学医学部 客員教授