医師の紹介
診療内容
同院では2006年“健康寿命を延ばしサクセスフル・エイジングを実現するため”に、抗加齢ドックを開設。このドックは、加齢とともに発生する病気や身体的不都合を予防・軽減するとともに、様々な医学的サポートによって、若い頃の身体に押し戻すことを目指す。また、病気の有無を調べる人間ドックよりも、感度の高い検査や老化に直結する様々な検査を行うことが特徴だ。これらの検査は、1)血管の動脈硬化、2)血液老化度、3)活性酸素・抗酸化力、4)ホルモンバランス、5)免疫バランス、6)一般(肝・腎機能、糖尿病、貧血など内臓機能が加齢により衰えていないか)、7)身体の構成に関するものである。例えば1)に関する検査について、西﨑医師は「動脈硬化が進んでも自覚症状はなく、さらに悪化すると心筋梗塞を発症しやすくなります。抗加齢ドックでは、血管の硬さや詰まり具合などを調べ、その進行度を検査するとともに、抑止を目的とした様々なアドバイスを行い、データーの改善をみています」と説明する。「抗加齢ドックでは、疾患の兆候が出る前の負の変化を見つけて、その予防と軽減を行うのです」
アドバイスを受ける際の医師面談は約30分。各個人のファイルを作り、抗加齢医学、運動、食事、サプリメントなどのエキスパートがアドバイスを行う。
抗加齢ドック受診者は健康に対する意識が高く、リピート率も高いという。「動脈硬化の数値は、一般的加齢とともに年々高くなる傾向にありますが、ドック受診者では受診後に横ばいになったり改善が見られたりしています。また、善玉コレステロールや活力ホルモンの増加もしばしば見られます」と、西﨑医師は同ドックの成果を説明する。超高齢化社会を迎えた日本において、抗加齢医学及び抗加齢ドックの注目度はますます高まるに違いない。
医師プロフィール
1986年5月 慶應義塾大学医学部内科学研修医
1987年4月 慶應義塾大学内科大学院入学
1991年3月 米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校内科リサーチフェロー
1991年4月 慶應義塾大学消化器内科学助手
1994年4月 東海大学医学部消化器内科助手
1997年4月 東海大学医学部消化器内科講師
2004年4月 東海大学医学部付属東京病院副院長、消化器肝臓センター長
2007年4月 東海大学医学部付属東京病院准教授(消化器内科学)
2013年4月 東海大学医学部 教授、付属東京病院 副院長
2015年4月 慶應義塾大学医学部 客員教授
2018年4月 東海大学医学部付属東京病院 病院長
「アンチエイジング」を専門とする医師
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宇津木龍一 医師 (うつぎりゅういち)
クリニック宇津木流
形成外科、美容皮膚科 院長
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楠本健司 医師 (くすもとけんじ)
関西医科大学附属病院
形成外科 診療部長 教授
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近藤祥司 医師 (こんどうひろし)
京都大学医学部附属病院
高齢者医療ユニット、地域ネットワーク医療部 准教授 副部長(連携室長兼務)
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白澤卓二 医師 (しらさわたくじ)
お茶の水健康長寿クリニック
院長
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出口正巳 医師 (でぐちまさみ)
カリスクリニック
形成外科、美容外科、美容皮膚科 理事長
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土井秀明 医師 (どいひであき)
こまちクリニック
美容外科、形成外科、皮膚科 顧問
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古山登隆 医師 (ふるやまのぶたか)
自由が丘クリニック
形成外科、美容外科、皮膚科、美容皮膚科、美容内科 理事長
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宮田成章 医師 (みやたなりあき)
みやた形成外科・皮ふクリニック
形成外科、美容外科、美容皮膚科 院長
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山田秀和 医師 (やまだひでかず)
近畿大学医学部奈良病院
皮膚科 診療部長、教授
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吉村浩太郎 医師 (よしむらこうたろう)
自治医科大学附属病院
形成外科 教授
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和田秀樹 医師 (わだひでき)
和田秀樹こころと体のクリニック
院長