倉恒弘彦 医師 (くらつねひろひこ)

大阪市立大学医学部附属病院

大阪府大阪市阿倍野区旭町1-5-7

  • 疲労クリニカルセンター
  • 客員教授
  • 関西福祉科学大学 学部長(教授)

内科 心療内科

専門

内科学、疲労科学

倉恒弘彦

1980年代にアメリカで報告された慢性疲労症候群(chronic fatigue syndrome:CFS)、最近ではイギリスやカナダで報告されている筋痛性脳脊髄炎(myalgic encephalomyelitis:ME)とともに、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)と診断されるようになってきた。
 日本では約12~36万人の患者がいると推定されており、倉恒弘彦医師は厚生労働省や文部科学省の研究班代表を歴任するなど、ME/CFS医療において中心的役割を果たしてきた。その活動は原因解明から診断法・治療法の確立、地域医療体制の構築まで実に広範囲に及ぶ。最大の問題はME/CFSを理解して専門的に検査を実施する医療機関が大変少ないという点。今後は開業医でも容易にできる診断法を確立・普及させ、医療連携を全国に拡大させていきたいという。

診療を受けるには

大阪市立大学医学部疲労クリニカルセンターでは、専門外来における初診受付は行われていない。専門外来を受診するためには、ナカトミファティーグケアクリニックの初診外来において鑑別診断を受け、慢性疲労症候群と診断されることが必要。診察を希望される方は、下記ホームページを参照。
ナカトミファティーグケアクリニック http://www.tukare.jp/

尚、PET検査を用いた脳神経系の炎症の有無を評価する臨床試験が2017年度より計画されており、検査を希望するME/CFS患者の募集が予定されている。発病後5年以内のME/CFS患者で、PET検査を希望される場合はナカトミファティーグケアクリニックに相談を!

他の勤務先

■ ナカトミファティーグケアクリニック
大阪府大阪市中央区高麗橋4-5-12 TERASOMAビル2F
TEL: 06-6233-6136

医師プロフィール

1988年3月 大阪大学大学院医学系研究科修了
1988年4月 大阪大学微生物病研究所助手
1992年4月 大阪大学医学部血液・腫瘍内科学助手
1993年9月 大阪大学医学部血液・腫瘍内科学講師
2001年7月 大阪大学大学院医学系研究科分子病態内科学助教授
2002年4月 関西福祉科学大学健康福祉学部教授
2002年8月 大阪市立大学医学部客員教授
2008年10月 東京大学大学院農学生命科学研究科特任教授
2008年10月~2017年3月 東京大学大学院農学生命科学研究科 特任教授
2013年4月~ 関西福祉科学大学健康福祉学部 学部長(教授)

所属学会

日本疲労学会(理事)、日本内科学会(認定医)、日本血液学会(認定医・指導医)、日本動物介在教育・療法学会(理事)

主な著書

『教育と医学 2016年 6月号 [雑誌]』(2016年 慶應義塾大学出版会; 月刊版)
『特集 疲労の診かた』(2008年 治療90巻3号/編集)
『慢性疲労症候群(CFS)研究の進歩と診療への手引き』(2005年 Progress in Medicine 25巻5号/編集)
『危ない!「慢性疲労」 (生活人新書)』(2004年 日本放送出版協会)

医師発信欄

厚生労働省疲労研究班の公式HP: http://www.fuksi-kagk-u.ac.jp/guide/efforts/research/kuratsune/
大阪市立大学疲労クリニカルセンターの公式HP: http://www.med.osaka-cu.ac.jp/21coe/
(更新日:2017年2月22日)