岡野光博 医師 (おかのみつひろ)

岡山大学病院

岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1

  • 耳鼻咽喉・頭頸部外科
  • 准教授

耳鼻咽喉科 頭頸部外科 アレルギー科

専門

鼻アレルギー、鼻科学、耳鼻咽喉科免疫学

岡野光博

岡野光博医師は日々、アレルギーを引き起こす原因追究とそれに対する最適な医療とは何かを考えながら臨床を重ねており、専門性の高い医療を目標としている。症状を抑える薬物療法はもちろんのこと、減感作療法や内視鏡による手術のほか、生活指導も行い、それぞれのケースに最適と思われる治療方針を立てるという。薬物療法が無効、もしくは薬に頼らない「治ゆ」を望むなら、即効性はないものの特異的免疫療法をという選択も提案。より安全で根治的な治療法の開発が続けている。副鼻腔炎の治療にも心血を注ぐ。

診療内容

花粉症とは、花粉が原因(アレルゲン)となるアレルギー疾患。近年、低年齢化や多重感作例の増加が問題となっている。 アレルギーのさまざまな症状は生活の質(QOL)を損なうため、その速やかな改善と維持が焦点となる。
治療法には、症状を抑えるための薬物療法、アレルギー反応を起こりにくくする減感作療法、強い鼻づまりや鼻みずにも有効な手術療法などがある。「薬が効かない重症な人には、これらの治療を組み合わせ、日常生活においては、原因となる花粉を除去することが大切です。ストレスをためない、規則正しい生活を送るなどの心がけも重要です」と岡野医師は言う。
また、初期治療が有用である。セルフケアとして、花粉情報の利用、マスクやメガネなどで花粉を体内に入れない工夫が重要となる。
花粉症の薬剤には種類があり、病型と重症度に応じて選択するが、その効果と副作用には個人差がある。
「なるべく早く患者さんに合った薬剤をみつけ、次シーズン以降はその薬剤をベースに初期治療を行うことが望ましいでしょう」(岡野医師)
手術療法は、花粉の飛散前にレーザーで鼻粘膜を焼灼する。効果が出るまで時間を要するため、本格花粉飛散後にレーザー照射しても十分な効果は期待できない。レーザー手術によって花粉症が完治するわけではないが、QOLは改善される。
薬物療法が無効、もしくは薬に頼らない「治ゆ」を望むなら、即効性はないものの特異的免疫療法をという選択もある。現在でも、より安全で根治的な治療法の開発が続けられている。

医師プロフィール

1989年3月 香川医科大学 卒業
1993年 岡山大学大学院医学研究科修了
1995年 米国ハーバード大学公衆衛生学部免疫感染症学講座客員研究員
1998年 岡山大学医学部附属病院助手
2004年 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科助教授(現准教授)