岡部仁 医師 (おかべひとし)

平成眼科病院

宮城県仙台市青葉区郷六字沼田13-3

  • 眼科
  • 理事長・院長

眼科 神経内科

専門

神経眼科、白内障・眼内レンズ手術、網膜・硝子体手術、緑内障手術

岡部仁

岡部仁医師は、眼瞼痙攣だけではなく、片側顔面痙攣、白内障・眼内レンズ手術など幅広い守備範囲を持つ。眼瞼痙攣の治療は、ドライアイに代表される眼表面疾患や、その他の眼疾患の治療を並行して進めるという。カウンセリングなども積極的におこない、総合的に眼瞼痙攣を治療する。ベテランの域に入った今も、最新の医療技術の導入や研鑽に絶えず努力を惜しまない。硝子体手術機器、白内障手術機器、レーザー治療機器、OCTをはじめとする各種診断機器など、現代の眼科診療の最前線を担う医療機器はほとんど備わっている。

診療内容

「かくれ眼瞼痙攣の患者さんは、意外と多いのですよ」そう話すのは、仙台市郊外に位置する同院と、仙台市街地中心にある春機記念眼科診療所の2施設で診療をしている岡部医師。
「眼瞼痙攣患者さんの症状として多いのは、まぶしい、眼を開けているのがつらい、眼が乾くなどで、これらはドライアイの症状としてもよく出現します。しかしながら、長期にわたってドライアイの点眼治療などをしてもいっこうによくならない場合は、眼瞼痙攣の可能性がありますので、早めに受診されることをお勧めします」(岡部医師)
ドライアイはこの10年ほどでよく聞く病名になったが、眼瞼痙攣はそれに比べると、まだ認知度が低い病気だと言える。そこで岡部医師は、眼瞼痙攣の患者に対して、まずこの病気についての説明を詳しくするのだという。これはなにもこの病気だけではなく、限られた時間の中で患者の話を聞き、十分な説明をすることを心がけているそうだ。
「痙攣という名前がついていますが、病気の実態は健康なまばたきがうまくできない瞬目(しゅんもく)の異常です。そして眼瞼痙攣は、瞬目異常という運動障害のほか、強い光 を受けた際に不快感や眼の痛みなどを生じる羞明(しゅうめい)などの感覚障害、さらにはうつ状態に代表される精神状態にも変調をきたす疾患であることから、患者さんのライフスタイルの質向上を目指す指導をしています」(岡部医師)
このような特徴を持つことから、眼瞼痙攣はシンプルな治療だけでは治らないこともある。
「治療の第一選択はボトックス注射です。しかしながら、ボトックスですべてが解決するわけではありません。眼科医としての特徴を生かし、ドライアイに代表される眼表面疾患や、その他の眼疾患の治療を並行して進めます。それに加え、カウンセリングなども積極的におこない、総合的に眼瞼痙攣を治療して参ります」(岡部医師)
この眼瞼痙攣で使われるボトックス治療は、ほかの疾患でも効果を上げている。
「ボトックス治療のもうひとつの代表的疾患が、片側顔面痙攣です。こちらは痙攣が典型的な症状の疾患で、ボトックス注射によりかなりの治療効果が期待できます。ただしこの疾患は根治的には脳外科的な手術も選択のひとつとなりますので、必ず脳外科、神経内科の医師と連絡を取りながら、治療を進めるようにしています」(岡部医師)
これまでに出てきた疾患以外にも、宮城県内唯一の眼科病院として、ほとんどすべての眼科疾患に対応できるようスタッフと設備を備えているのが同院である。たとえば網膜剥離など緊急性の高い疾患に対しては迅速な対応をおこなうとともに、多焦点眼内レンズなど先進的な医療にも対応している。
人的スタッフとしては、常勤医師6名、看護師29名、視能訓練士12名、医療事務職、看護助手、厨房職員など総勢約100名の体制で、患者への対応にあたっている。
「以前より、宮城県内で神経眼科を得意とする施設として活動してきたこともあり、神経眼科疾患、斜視弱視の患者さんが多いのが当院の特徴です。そのため、視能訓練士には神経眼科領域の検査やロービジョン、カウンセリングに経験のある人材になってもらっています。また近年、OCTなど新しい眼科検査機器が増えていますので、視能訓練士の役割はますます重要になってきています」(岡部医師)
このように、こまかなところまで気を配り、できうる限りの医療を提供しようと努力するのが同院の特徴だ。患者の満足につながる医療を現化するため、同院ではHospitality、Heart、Head、Handの4つのHを掲げ、眼科領域における最高水準の医療をもって地域医療に貢献している。

医師プロフィール

1979年 東北大学医学部 卒業
1979年 東北大学医学部眼科
1989年 Wills Eye Hospital (Philadelphia) 研究員
1990年 大田西ノ内病院眼科部長
1992年 東北大学眼科講師
1994年 医療法人平成会 理事
2008年 医療法人平成会理事長 平成眼科病院院長