梶龍兒 医師 (かじりゅうじ)

徳島大学病院

徳島県徳島市蔵本町2-50-1

  • 神経内科
  • 科長(部長)、医学部主任教授

神経内科 内科

専門

眼瞼痙攣、片側顔面痙攣、神経電気生理学、筋萎縮性側索硬化症

梶龍兒

梶龍兒医師は、眼瞼痙攣や片側顔面痙攣などの治療法であるボツリヌス治療法を日本に持ち込んだ草分け的存在として知られ、ボツリヌス治療患者数国内で1、2を争う徳島大学病院には梶医師の診療を求め、全国から多くの患者が訪れる。眼瞼痙攣などの異常運動症に対しては、ボツリヌス療法を用いることが多いほか、MAB注射療法(筋肉から脳へ行く異常な感覚入力を遮断するためにキシロカインやエタノールの局所注射を行うこと)や磁気刺激を脳の特定の部位に当てる治療法も梶医師の得意分野である。

診療内容

同院神経内科は、四国の大学病院で初の神経内科専門診療科として設立された。大学病院として初めて3つの第三者評価「ISO9001」(医療サービスの品質保証体制が国際標準を満たしている)「プライバシーマーク」(個人情報について適切な保護処置を講ずる体制が整備されている)「病院機能評価」(病院における機能が日本医療評価機構が定めた評価水準に達している)を取得している。四国でも有数の先端設備と技術を誇る病院として名高い。 梶医師は「神経疾患はとても難しいし、なおらない病気ばかりだという印象をもっている方が多いのではないか。確かにいろいろな臓器の病気が遺伝子レベルから解明される時代にあって脳だけは正常な機能すら十分に明らかにされていない。しかし、治療可能な神経内科疾患や、神経難病への有効な治療法は日々増えている。もう決して治らない病気ではない」と話す。 眼瞼痙攣などの異常運動症に対しては、ボツリヌス療法を用いることが多いほか、MAB注射療法(筋肉から脳へ行く異常な感覚入力を遮断するためにキシロカインやエタノールの局所注射を行うこと)や磁気刺激を脳の特定の部位に当てる治療法も梶医師の得意分野だ。 「ボツリヌス療法について、まだよく知らない患者が多い。治療を始める際には事前に費用やメリット、デメリットなど十分な説明を行なうようにしている。医師と患者の信頼関係を築くことが大切」(梶医師)

医師プロフィール

1979年 京都大学医学部卒業、東京都養育院病院にて内科研修
1981~1985年 京都大学大学院医学研究科博士課程(医学博士)
1985年 米国ペンシルバニア大学付属病院臨床フェロー
1986年 米国ペンシルバニア大学付属病院客員教授
1987年 米国ルイジアナ州立大学メディカルセンター助教授
1988年 京都大学医学部神経内科助手
1991年 同講師
2003年 徳島大学大学院医学研究科神経情報医学(臨床神経学)分野教授
2004年 徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部 感覚情報医学講座神経情報医学分野教授
2011年 徳島大学医学部附属病院高次脳神経診療部教授