単純撮影
X線のエネルギー、線量、照射時間を工夫することで、からだのあらゆる臓器のX線撮影が可能です。通常は単純撮影といい、頭部、胸部、腹部、骨、関節などを撮影します。
胸部X線撮影はもっとも一般的な検査で、心臓や肺、胸膜、横隔膜、気管、気管支、大動脈、肋骨(ろっこつ)、背骨などが観察できますが、正面像だけだと心臓や横隔膜の陰に隠れた肺の異常を見落とすことがあり、必要に応じて側面像や斜位での像も撮られます。
【参照】医療機器による検査:X線検査
胸部X線撮影はもっとも一般的な検査で、心臓や肺、胸膜、横隔膜、気管、気管支、大動脈、肋骨(ろっこつ)、背骨などが観察できますが、正面像だけだと心臓や横隔膜の陰に隠れた肺の異常を見落とすことがあり、必要に応じて側面像や斜位での像も撮られます。
【参照】医療機器による検査:X線検査
(執筆・監修:自治医科大学 名誉教授/済生会宇都宮病院 超音波センター長 谷口 信行)