鵞口瘡(口腔内カンジダ症)〔がこうそう(こうくうないかんじだしょう)〕 家庭の医学

 カンジダ・アルビカンスというカビが感染した病気です。
 生後2~3カ月までの乳児に多く、口の粘膜に白い斑点ができ、乳かすが付着しているように見えますが、はがれにくく、むりにはがすと出血してしまいます。
 ひどくなるとお乳の飲みがわるくなることがあります。軽度であれば自然に治りますが、範囲が広い場合はカンジダに効く薬を塗って治療します。

(執筆・監修:自治医科大学 名誉教授/茨城福祉医療センター 小児科 部長 市橋 光
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