【ビジネスワイヤ】女性用医薬品を提供する米オルガノンは、免疫皮膚科領域で治療薬の開発と商業化に取り組む英ロイバントの子会社、米デルマバントの買収契約を発表した。デルマバントの新薬「VTAMA(タピナロフ)クリーム」は、成人の軽度から重度の尋常性乾癬(かんせん)の外用治療薬として2022年5月に米食品医薬品局(FDA)の承認を得ており、アトピー性皮膚炎治療薬としても追加申請中。今後は、効果的で忍容性が高い非ステロイドのVTAMAクリームが、より多くの患者に利用されることを目指す。今回の買収金額は最大約12億米ドルで、2024年第4四半期の完了が予定されている。(C)時事通信社