【ビジネスワイヤ】グローバル・ヘルスケア企業の英ファーマノビアは、独リンディス・バイオテックと、悪性腹水治療薬「カツマキソマブ」のライセンス契約を締結したことを発表した。悪性腹水卵巣がん、膵臓(すいぞう)、胃がんで多く見られる希少な疾患で、この契約によりファーマノビアは、EpCAM(上皮細胞接着分子)陽性のがん患者に使用されるカツマキソマブの市場展開における独占的権利を取得する。また、同薬は今年10月の欧州連合(EU)欧州医薬品庁(EMA)のヒト医薬品委員会会議において肯定的な意見を受けており、EUによる承認を取得した場合、唯一の承認済みがん治療薬となる。(C)時事通信社