【ビジネスワイヤ】スイスに拠点を置くがん治療薬開発企業であるBeOne・Medicinesは、BTK阻害薬「BRUKINSA(ザヌブルチニブ)」の未治療慢性リンパ性白血病(CLL)患者を対象とした第3相SEQUOIA試験結果について米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会で発表した。試験では、BRUKINSA単剤やベネトクラクスとの併用療法が、高リスク変異を含むCLL患者で高い奏功率と良好な安全性プロファイルを示し、長期間の無増悪生存期間(PFS)や全生存期間(OS)を維持した。この結果は、BRUKINSAの有効性と安全性を裏付けるもので、今後のCLL治療の発展が期待される。(C)時事通信社