横浜国立大が総合学術高等研究院を設置
国立大学法人 横浜国立大学(YNU、梅原 出 学長)では、2023年4月1日、ワンキャンパスである大学の強みを活かし、学部や大学院の枠を超え、様々な分野の研究者が集結した研究組織として、来るべき豊かな人類の未来像を実現すべく「ビジョンドリブン」の研究テーマ・精鋭研究者を集結した学長直轄第二の高等研究院『総合学術高等研究院/Institute for Multidisciplinary Sciences (IMS)』が誕生し、ホームページも開設されました。(https://ims.ynu.ac.jp)
横浜国立大学に今回誕生した総合学術高等研究院(Institute for Multidisciplinary Sciences(略称:IMS))では、分野横断型の世界水準の総合学術研究が戦略的に集約され、研究に特化した組織となっています。
そして、リスク共生社会創造センター、台風科学技術研究センター、豊穣な社会研究センター、次世代ヘルステクノロジー研究センターの4つの研究センターのほか、共創革新ダイナミクス研究ユニット、生物圏研究ユニット、革新と共創のための人工知能研究ユニットの3つの研究ユニットを形成し、多様性の強化を図り、社会貢献や社会共創を強く意識した研究を進めていく方針が打ち出されています。
IMS新設に伴い、新たな社会課題に対応する技術要請を反映し、横浜国立大学の1つめの高等研究院である先端科学高等研究院(Institute of Advanced Sciences(略称:IAS))の研究ユニット再編も行われ、若手の先鋭研究者リードの体制に刷新し、世界水準の国際研究拠点となることで本学の研究力の一層の向上を目指していくとされています。
横浜市立大学からは、医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学教室 田村功一主任教授が、横浜国立大学“総合学術高等研究院”の新規設置に合わせて、2023年4月1日に総合学術高等研究院(IMS)-次世代ヘルステクノロジー研究センター 副センター長・IMS客員教授に就任しました。
今後は横浜国立大学と横浜市立大学の相互の強みと特長が密接に連携した種々の事業の更なる発展が期待されます。
(2023/04/10 19:11)