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知的発達の遅れ抑制に期待 ~ムコ多糖症Ⅱ型の新薬(国立成育医療研究センター臨床検査部 奥山虎之統括部長)~
体内の特定の酵素の不足でさまざまな症状が表れるムコ多糖症Ⅱ型。従来の治療では効果がなかった「発達の遅れ」に有効性が期待される新薬が…
要件見直し、病院再編を ~新型コロナ受け入れ医療機関不足踏まえ~
本稿は、2021年夏に問題となった新型コロナウイルス患者の受け入れ医療機関の不足に対応するために、今後必要な新しい病院制度を提案するも…
就寝中に上昇―夜間高血圧 脳卒中による死亡のリスク(帝京大学医学部衛生学公衆衛生学講座 浅山敬准教授)
診察室の血圧が正常でも、就寝中に高くなる夜間高血圧は、脳卒中などの脳心血管病で死亡するリスクが高い。帝京大学(東京都板橋区)医学部…
排尿後に鮮血―尿道カルンクル 悪性疾患との見極めが大事(成城せとぐちクリニック 瀬戸口志保院長)
尿道カルンクルは、高齢の女性の尿道の出口付近にできることが多い良性の腫瘍。出血で気付く場合もあるが、自覚症状が無く、婦人科の受診時…
関節への注射療法が拡充 変形性膝関節症(帝京大学医学部付属病院整形外科 中川匠教授)
膝の痛みで階段の昇り降りや、しゃがむ、正座するといった動作が困難になる変形性膝関節症。高齢者ほど有病率が高く、活動的な生活を続ける…
インフルエンザ流行の恐れも ~ワクチン接種を推奨―感染症学会~
新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、冬を控えてインフルエンザワクチン接種の時期を迎えた。昨年から今年にかけての患者数が国内外…
“兵糧攻め”で筋腫が縮小 切らずに治す子宮動脈塞栓術(調布keijinkaiクリニック 瀧康紀副院長)
女性の4人に1人はあるとされる子宮筋腫は良性腫瘍であり、無症状なら問題ないが、過多月経や生理痛といった症状に悩まされる人は少なくな…
進行すると失明も―アカントアメーバ角膜炎 原因はコンタクトレンズの使い方(新宿東口眼科医院 新川恭浩院長)
土壌や水道水などに生息する原虫が黒目(角膜)に感染して引き起こすアカントアメーバ角膜炎は国内では1988年に初めて報告され、コンタ…
がん治療に伴う発熱性好中球減少症 治療効果にも影響(国際医療福祉大学三田病院悪性リンパ腫・血液腫瘍センター 畠清彦センター長)
抗がん剤治療に伴う好中球の減少で起こる発熱性好中球減少症(FN)になると、感染症が重篤化しやすい。国際医療福祉大学三田病院(東京都…
摂食障害の子ども6割増 ~コロナ禍のストレス、広く深く~
「摂食障害」とされる神経性食欲不振(神経性やせ症)の症状で初診外来を訪れた子どもが、大幅に増えたことが国立成育医療研究センター(東…
がん治療で手足がむくむ 早期治療が肝心―続発性リンパ浮腫(亀田総合病院リンパ浮腫センター長 林明辰医師)
がんの治療後に手足にむくみが出る「続発性リンパ浮腫」。動作の困難や皮膚の異常なども来す難治性の病気だ。亀田総合病院(千葉県鴨川市)…
歯周病が大腸がんと関連 治療すればリスク低下も(横浜市立大学付属病院消化器内科 吉原努医長)
軽症も含めて国民の約80%がかかっているとされる歯周病はさまざまな病気との関係が分かっている。近年、注目されているのが大腸がんとの…
100人に6人がうつ病経験 ~社会経済的損失は2兆円~
日本人の100人に約6人がうつ病を経験したことがある、という調査報告がある。1日中気分が落ち込んだり、眠れなかったり、食欲がなかっ…
月経周期を知ろう 妊娠や病気に関連(国立成育医療研究センター研究所分子内分泌研究部 鳴海覚志室長)
月経不順はストレスや子宮の病気とも関連するが、日本人の月経周期は詳しく分かっていなかった。周期約600万回分を解析した国立成育医療…
家庭介護では床擦れに注意 皮膚の赤みが初期のサイン(ふくろ皮膚科クリニック 袋秀平院長)
1日の大半をベッドや車いすの上で過ごす高齢者の介護では、床擦れ(褥瘡=じょくそう=)に対するケアが重要だ。最近、介助のやり方によっ…
早期発見で完治するメラノーマ 疑わしい時は受診を(水嶋神経科皮膚科医院 水嶋淳一院長)
メラノーマ(悪性黒色腫)を含む皮膚がんの罹患(りかん)率は年々上昇している。メラノーマはメラニン色素を作る細胞(メラノサイト)のが…
ファスティングでリセット 医師や専門家の管理下で(銀座よしえクリニック都立大院 青木晃院長)
美容や健康への関心の高まりで注目されている現代版の断食「ファスティング」。病気の予防や改善効果でも科学的根拠が報告されているという…
若い女性に多い難病 高安動脈炎の発症サイン(東北大学病院リウマチ膠原病内科 白井剛志病院講師)
めまいや立ちくらみ、疲れやすいといった症状だけでなく、脳梗塞や心筋梗塞などを起こすこともある「高安(たかやす)動脈炎」。若い女性に…
「新型コロナウイルスがあなたの生活に与えた影響」について英語でエッセーをかいてみませんか?
MRIC Global &MRIC エッセイコンテスト2021の募集が開始されました!MRIC Globalは、2017年12月より世界各国の医療者に向けて医療の一次情…
コロナ禍、がんリスクが上昇~中川東大特任教授~
新型コロナウイルス感染拡大の第5波がようやく下火となり、全国各地の緊急事態宣言は解除された。通常の診療体制への回帰を進める医療機関…
日臨内「かかりつけ医のためのWEB講座」 〜スペシャリストがジェネラリストになるために〜
一般社団法人日本臨床内科医会(東京都千代田区、会長:望月紘一、以下「日臨内」)は、かかりつけ医に役立つWEB講演会を毎月開催します。…
治療せず成人した患者も 手術で修復可能な漏斗胸(慶応大学病院呼吸器外科 政井恭兵専任講師)
胸の骨(胸郭)の一部分が陥没している漏斗胸(ろうときょう)は生まれつきの疾患で、患者は主に子どもだが、成人患者も少なくない。漏斗胸…
胸から脇のしこり―モンドール病 まれに乳がんとの合併も(千葉大学医学部付属病院総合診療科 上原孝紀副科長)
胸に筋状のしこりができるモンドール病は女性に多い良性の病気だが、乳がんを心配する人も少なくない。千葉大学医学部付属病院(千葉市)総…
「inochi Gakusei Innovators' Program 2021 KANTO」最終選考! 〜東大・慶大の医学生ら大学生スタッフとともに社会実装を目指して〜
ヘルスケアの課題解決を目指す、学生団体 inochi WAKAZO Project は、今年度も中高生向け 課題解決プログラム「inochi Gakusei Innovators'…
小麦成分で下痢、倦怠感 セリアック病、グルテン不耐症(札幌医科大学付属病院消化器内科 仲瀬裕志教授)
小麦に含まれるグルテンというタンパク質が原因で、下痢や全身の倦怠(けんたい)感などが表れるセリアック病やグルテン不耐症。小麦を食べ…