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治療難しい摂食障害、長引くコロナも影響 ~全国規模の相談電話、気軽に利用呼び掛ける~
新型コロナウイルス感染症流行の影響で、摂食障害(拒食症、過食症)患者が増加している。国内では、10代、20代を中心に年間約22万人が受診…
最短1回で治癒可能の新薬 ~患者急増の梅毒(愛知医科大学病院 三鴨廣繁教授)~
性感染症の梅毒はこの十年で急増する中、感染予防や治療といった対策が急務となっている。今年初めには、1回の注射で治癒が期待できる新薬…
白目が赤くなる出血と充血 ~重い病気の恐れも(日暮里眼科クリニック 冨永隆志院長)~
目が赤くなる原因には出血と充血がある。目の血管が破れて出血し、白目の一部が赤く染まる「結膜下出血」が起こると驚く人も多いが、そのほ…
気付きにくい仮面高血圧 ~診察時は正常値(済生会広島病院 松本公治院長)~
病院の診察室や健康診断時に測定する血圧は正常値でも、家庭や職場などで測ると高血圧になる人がいる。血圧は時間帯や体調によって大幅に変…
不妊治療に新たな選択肢 ~保険適用で負担軽減(杉山産婦人科・丸の内 杉山力一理事長)~
4月から不妊治療が保険適用となり、患者の経済的な負担が軽減された。生殖医療の専門医として政府に提言してきた杉山産婦人科・丸の内(東…
頭痛や腹痛は「心のSOS」 ~夏休み・2学期、子どもに注意~
夏休みの終わりから2学期初めにかけて、子どものメンタル面に対するケアの必要性が強調されている。大人でも自覚できることが少ないメンタ…
せきの回数減らす新薬 ~慢性咳嗽(名古屋市立大学病院 新実彰男部長)~
8週間以上続くせきは、慢性咳嗽(がいそう)と呼ばれる。ひどい場合は体力が消耗して日常生活に支障を来すが、新薬により、せきが減って生…
貧血やコーラ色の尿が特徴 ~発作性夜間ヘモグロビン尿症(慶応義塾大学病院 片岡圭亮教授)~
起床後の尿がコーラ飲料のような茶褐色になり、貧血や黄疸(おうだん)などの症状が出る「発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)」。国が指…
長引くリンパ節の腫れと痛み ~良性だが治療法は未確立―菊池病(ハレノテラスすこやか内科クリニック 渡辺健院長)~
良性のリンパ節炎である菊池病は、1972年に日本で最初に報告された病気だ。日本、台湾、韓国などの東アジアで患者が多く報告されている…
後期高齢者にフレイル健診 ~心身の衰え、早期対策(東京大学高齢社会総合研究機構 飯島勝矢教授)~
75歳以上の後期高齢者を対象に、心身が衰える「フレイル」の早期発見を重視した「フレイル健診」が2020年度から導入されている。東京…
外国人も医療を受けやすく ~重要性増す医療通訳(日本WHO協会 中村安秀理事長)~
日本に住む外国人が増え、安全・安心な医療を提供する体制の整備が求められている。外国人が医療従事者にきちんと症状を伝え、説明を受けた…
課題検討へ17委員会設置―専門医機構
日本専門医機構は22日の定例会見で、6月末に発足した新体制の下で17の委員会を設置すると発表した。医療の充実に向け、各種課題への具…
超高齢化社会における歯科の役割 ~口腔ケアによる誤嚥性肺炎の予防~
私が勤務する大阪の堺平成病院は障害者病棟60床等を含む全296床の病床を持ち、患者層は外来・入院ともに高齢者が中心です。私は病院内の歯…
つらい腕の痛みやしびれ ~胸郭出口症候群(慶友整形外科病院 古島弘三副院長)~
つり革につかまったり、ボールを投げたりするなど、腕を上げているときに肩や腕に痛みやしびれが生じて力が入りにくくなるのは、胸郭出口症…
傷、やけどに湿潤療法 ~消毒・乾燥・ガーゼなし(なついキズとやけどのクリニック 夏井睦院長)~
近年、傷ややけどの新たな治療法として注目されているのが、乾かさずに治す湿潤療法だ。 「体が本来持っている自己治癒力を最大限に生かす…
小学生のゲーム依存 ~ゲームのやり過ぎで依存症に(富山大学 山田正明助教)~
インターネットのゲームに熱中し過ぎて日常生活に支障を来す「ゲーム依存」。子どもの引きこもりや不登校の原因にもなり、将来に影響を及ぼ…
小児希少疾患の診断に期待 ~成育センター、顔写真データ作成に道筋~
国立成育医療研究センター(東京)が診断のために顔写真のデータを収集・作成する試みを行い、「サイエンティフィック・リポート」誌に論文…
原発不明がんの治療薬 ~日本で使用可能に(近畿大学医学部 谷崎潤子講師)~
どこから転移したのか分からない転移がんを「原発不明がん」と呼ぶ。発見時には進行しているケースが半数以上で、有効な治療法がないため長…
長引く全身の不調―甲状腺機能異常 ~症状思い当たれば検査を(金地病院 山田恵美子院長)~
甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは、通常一定量に保たれている。甲状腺の働きに異常が生じてバランスが崩れると、全身にさまざまな症状…
早産児の病気リスク軽減 ~新施設が稼働―母乳バンク(昭和大学 水野克己教授)~
「母乳バンク」は、早産で小さく生まれた赤ちゃんが自分の母親から母乳が得られない場合に、医師の要請に応じて、寄付された母乳「ドナーミ…
環境の常在菌が感染 ~患者が近年急増―肺MAC症(複十字病院呼吸器センター 森本耕三医長)~
自然や生活環境下の水や土壌などに広く生息する非結核性抗酸菌は、約200種類あるという。その1種であるMAC菌の感染による肺MAC症…
壊れたがん細胞が引き起こす腫瘍崩壊症候群 ~リスクのある患者に積極的予防策(福井大学医学部血液・腫瘍内科 森田美穂子助教)~
抗がん剤などによるがん治療で起こり得る副作用の一つに「腫瘍崩壊症候群」がある。命を脅かす状態になることが多い。福井大学医学部血液・…
「ランドセルが重い」 ~増える首、肩の痛み(みたき総合病院 鈴木悟部長)~
ランドセルが重くて心身が不調になる「ランドセル症候群」。その予防法について、名古屋市立大学医学部付属西部医療センター(名古屋市)名…
加齢による口の機能の衰え ~オーラルフレイルの対策(東京医科歯科大学病院 戸原玄教授)~
滑舌が悪くなったり、食事のときにむせたり、かめない食品が増えたりする「オーラルフレイル」。東京医科歯科大学病院(東京都文京区)摂食…
発作時のポイント覚えて ~子どもの熱性けいれん(千葉県こども病院 小俣卓部長)~
乳幼児の発熱時に起きる「熱性けいれん」。日本では7~11%の子どもが起こすといわれている。千葉県こども病院(千葉市)神経内科の小俣…