約1000人の名医から医師を探すことができます
医師や病気・症状、ニュースなどが検索できます
認知機能低下を招く難聴 ~脳に情報が届かない~
耳から入った音が神経を伝わり脳に行き、脳で処理される。脳に伝わるまでの段階で障害が起こり、音が聞こえにくくなったり、まったく聞こえ…
健康寿命の延伸に ~歯科医師の口や歯のケアで(岩手医科大学 小林琢也教授)~
超高齢社会を迎え、健康寿命の延伸が課題となっている。岩手医科大学(岩手県矢巾町)歯学部の小林琢也教授は「歯科医師が口や歯のケアに努…
子ども特有の肘の外傷 ~肘内障(久我山整形外科ペインクリニック 佐々木政幸院長)~
肘内障(ちゅうないしょう)は、子どもが手を引っ張られた拍子などに肘の辺りの痛みを訴え、肘が曲げられなくなる小児特有の外傷の一つだ。…
トランスジェンダー、医療にアクセスできぬケース多く ~LGBTQの8割が行政・福祉サービス利用で困難~
生活困窮や精神障害などから国や自治体などの行政・福祉サービスを受けるLGBTQ(性的少数者など)の8割が、それら機関のセクシュアリティー…
痛む部位に貼らないことも ~全身作用型の貼り薬(福島県立医科大学付属病院 二階堂琢也准教授)~
痛み止めの貼り薬は、肩や首など「痛いところ」に貼るのが通常の使用法だが、肩が痛くても、腰に貼るような「全身作用型」の貼り薬もある。…
まぶたが下がり見えにくい ~眼瞼下垂(愛知医科大学病院 柿崎裕彦教授)~
まぶたが垂れ下がる眼瞼下垂(がんけんかすい)は、視野が狭まることでさまざまな症状が表れる。日常生活に支障が出るようなら治療が必要だ…
多量飲酒による筋肉の損傷 ~アルコール筋症(杏林大学医学部付属病院 竹内弘久講師)~
多量飲酒により筋肉が障害を受ける「アルコール筋症」。あまり聞き慣れない病名だが、杏林大学医学部付属病院(東京都三鷹市)上部消化管外…
高齢者の「大敵」肺炎 ~死亡者の98%が65歳以上~
新型コロナウイルス感染症による死亡で、肺炎が注目された。コロナ禍以前から肺炎は高齢者にとって大きな問題となってきた。肺炎の死亡者の…
多様性が健康のカギ ~日本人の腸内細菌(医薬基盤・健康・栄養研究所 国沢純ヘルス・メディカル微生物研究センター長)~
腸内細菌はおなかの調子だけでなく、全身の健康に関わることが分かっている。望ましいのは多種類の腸内細菌がバランスよく存在する多様性の…
学生が感染動向予測AI開発 ~コロナなど10種類―東北大など~
人工知能(AI)を使って新型コロナウイルスなど10種類の感染症の流行状況を予測するシステムを東北大の医学部生らが開発し、このほど配…
おなかの張りやげっぷ ~呑気症(芝大門いまづクリニック 今津嘉宏院長)~
日常的に胃の痛みや不快感を覚えたり、おなかが張ったり、げっぷやおならが頻繁に出たりする呑気症(どんきしょう)。「呑気症という病名の…
若者の「市販薬」乱用 ~死亡するケースも(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 松本俊彦部長)~
近年、10~20代の若者たちの間で、せき止め薬や風邪薬など市販薬の乱用、いわゆる「オーバードーズ(過剰摂取)」が増えている。 厚生…
発達障害、「脳個性」の違いだけ ~イメージ変え、親子を笑顔に~
発達障害といわれる子どもは生きづらく、その親は悩みを抱える。背景にあるのは、社会的なマイナスイメージだ。自身も発達障害だったという…
トイレの備えを万全に ~災害時の健康被害を防ぐ~
地震や台風による災害はいつ起こるか分からない。特に自然災害が発生する確率が世界でも高い日本で暮らすには、日常の備えが欠かせない。も…
「マイクロスリープ」が頻発 ~居眠り運転事故の直前1分間(広島大学大学院 塩見利明教授ら)~
トラック運転者の居眠り運転事故直前に、15秒以内の睡眠「マイクロスリープ」が頻発していることが、広島大学大学院医系科学研究科(広島…
「子ども用車椅子」への理解を ~病気の子の介助に必要(市立ひらかた病院 谷口昌志部長)~
病気の子どもを介助するための「子ども用車椅子」。一般的なベビーカーと見た目は似ており、普段見掛けることが少ないためか、ベビーカーと…
五感の過剰反応「感覚過敏」 ~発達障害と関連か(昭和大学発達障害医療研究所 太田晴久所長)~
感覚過敏とは視覚や嗅覚などの五感が、外からの刺激に対して過剰に反応する状態を指す。うつ病やパニック障害などの精神疾患でも見られる症…
聞こえの衰え、認知症リスク ~加齢性難聴の進行を予防(太田総合病院 欠畑誠治・中耳内視鏡手術センター長)~
加齢で聞こえにくくなると、社会生活に支障を来したり、認知症リスクを高めたりすることが分かっている。しかし現在、年齢とともに聴覚機能…
免疫の誤作動で肝臓に障害 ~自己免疫性肝炎(帝京大学医学部付属病院 田中篤教授)~
自己免疫性肝炎は中年以降の女性などに発症する病気で、近年患者数の増加が報告されている。その背景や治療法について、帝京大学医学部付属…
女性に多い中枢神経系難病 ~再発防止が鍵―視神経脊髄炎スペクトラム障害~
希少疾患(難病)の患者は日本で5万人程度とされている。原因が不明の病気が多い上に、根本的な治療法が確立されていない。その一つである…
子どもの低身長、気になるなら病院へ ~重要な早期発見・治療~
子育て中に「うちの子、身長が低めかな」と考えたことがある人は少なくなさそう。治療が必要なのか、遺伝的なものなのか。背後に疾患が隠れ…
けがなく続けるヨガ ~整形外科医が独自開発(整形外科医 井上留美子氏)~
年代を問わず根強い人気のヨガ。しかし、あぐらをかいたり、足を大きく広げたりといったポーズは身体への負担が大きく、実はけがをする人も…
アロマで認知症対策 ~嗅覚障害の改善期待(鳥取大学 浦上克哉教授)~
アロマセラピーは、植物から抽出したオイルの香りを使って心身の健康を促す方法だ。「特定の植物の香りが、アルツハイマー型認知症(AD)…
「糖尿病」から「ダイアベティス」に ~呼称変更へ案―学会・協会~
日本糖尿病学会と日本糖尿病協会は22日、糖尿病の新たな呼称を「ダイアベティス」とする案を発表した。国際的に広く使われている英語名を…
その不調「脳疲労」かも ~スマホ時間、減らすことから(エミーナジョイクリニック銀座 伊東エミナ院長)~
「やる気が出ない」「いらいらする」「物忘れが多い」「ぐっすり眠れない」といった症状をよく耳にする。このような不調が続くなら、「脳疲…