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活動量多いほど認知症リスク低下 ~余暇でも生活でも(新潟大学大学院 中村和利教授)~
運動や家事などで体を動かすことは認知症の予防に役立つと考えられている。どの程度の活動量が認知症にどのような影響を及ぼすのだろうか。…
診断されにくい急性ポルフィリン症 ~激しい腹痛、嘔吐など(済生会江津総合病院 堀江裕名誉院長)~
激しい腹痛、嘔吐(おうと)、体の痛みなど多岐にわたる症状が起こる遺伝性の病気「急性ポルフィリン症」。指定難病の一つで、診断を付けに…
月経痛に漢方 ~自分の体知るきっかけに(窪田クリニック 下村貴子副院長)~
月経痛(生理痛)は生活に支障が出るケースがあり、不安を覚える女性も多いのではないだろうか。症状がひどい場合は、会社や学校を休んで寝…
口臭の原因「舌苔」 ~正しく磨いて予防(日本歯科大学新潟病院 大森みさき准教授)~
口臭とは、本人と第三者が不快に感じる呼気をいう。歯周病と舌苔(ぜったい)がその二大原因といわれるが、一般に歯科医院では、歯周病のチ…
増える機能性表示食品 ~自分の健康目的に合った商品を(大阪大学大学院 森下竜一寄付講座教授)~
「脂肪の吸収を穏やかにします」などといった、健康の維持、増進に役立つ事柄を商品に示すことができる「機能性表示食品」の数が近年増えて…
子どもの寝付きの悪さ ~生活習慣の見直しを(富山大学地域連携推進機構 藤村裕子コーディネーター)~
子どもの寝付きの悪さと睡眠時間、ゲーム時間、自己肯定感などの関係について、このほど富山大学の研究チームが調査結果を発表した。結果を…
持病ある乳幼児の静脈血栓塞栓症 ~成人に比べ重症例多く(相沢病院 安河内聡エコーセンター長)~
手足の静脈に血栓(血の塊)ができる「深部静脈血栓症」と、それが血管内を流れ肺の動脈で詰まる「肺塞栓症」を合わせて、「静脈血栓塞栓症…
がんになりやすい体質 ~リスク知って対策を―HBOC(順天堂大学医学部付属順天堂医院 新井正美教授)~
「遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)」は、乳がんや卵巣がんなどにかかるリスクが高まる遺伝性のがん体質の一つだ。「30~40歳代…
ギャンブル依存症対策を強化へ~民間支援団体代表に聞く─大阪、長崎のIR計画で~
大阪府と長崎県が申請中のカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の整備計画について、政府は年内にも認定可否を決断する。地域経済の活性化…
知っておきたいコーヒーの効能 ~死亡リスク低下(北品川藤クリニック 石原藤樹院長)~
かつては健康に良くないとも指摘されたコーヒー。しかし近年では健康増進の効果があることが分かり、そのポジションが大きく変わってきたよ…
冬にも起こる脱水症 ~高齢・病弱の人は注意を(済生会横浜市東部病院 谷口英喜医師)~
脱水症は夏の暑い時期に起こるものと思われがちだが、冬場にも多く発生する。注意すべき状況や対処法について、済生会横浜市東部病院(横浜…
まぶたのけいれん ~両目の症状に要注意(関東中央病院 三嶋弘一眼科部長)~
病名からまぶたがぴくぴくするイメージがある「眼瞼(がんけん)けいれん」。しかし、実際は、目を開けにくいなどの症状が続く。誤解されや…
乳児に蜂蜜を与えないで ~「乳児ボツリヌス症」のリスク(千葉大学医学部付属病院 中田孝明教授)~
1歳未満の乳児が発症する「乳児ボツリヌス症」。国内での報告はまれだが、過去に死亡例もある。千葉大学医学部付属病院(千葉市)救急科の…
専攻医の応募者微増~来年度1次分―専門医機構~
日本専門医機構は19日の定例記者会見で、2023年春に研修を開始する専攻医の応募状況を明らかにした。1次募集への応募者数は8931…
睡眠時に突然大きな音 ~頭内爆発音症候群(日本大学医学部付属板橋病院 金子宜之助教)~
寝入りばなや夜中に目が覚めたとき、頭の中で突然大きな音を感じる頭内(とうない)爆発音症候群。命に関わるような病気ではないが、恐怖や…
大きく変わったオンライン診療 ~初診から受診が可能に(中野島糖尿病クリニック 渡部ちづる医師)~
医師と直接対面せずに、パソコンやスマートフォン、タブレットなどでリアルタイムに診療を受けられる「オンライン診療」。コロナ禍で注目を…
視界全体にノイズ ~認知度低い、小雪症候群(井上眼科病院 若倉雅登名誉院長)~
視界全体にいつも小雪が降っているように見える「小雪症候群」は、眼科医にもあまり知られていない病気だ。小雪症候群の患者を多く診ている…
「汗をかかない」「手足が痛い」-ファブリー病 ~患者少なく、低い認知度が治療の障害に~
小児期に発症すると、汗をかかない「無汗症」が多く、成長するにつれて手足の関節の痛み、心臓や腎臓の機能障害などを引き起こす「ファブリ…
災害時の栄養管理 ~持病がある人は注意(国立健康・栄養研究所 坪山宜代室長)~
地震や水害などの災害発生時に避難所での生活が長期化すると、持病が悪化したり、病気を発症したりすることがある。避難所での栄養管理の現…
4歳過ぎても続けば相談を ~子どものよだれ(兵庫県立尼崎総合医療センター 日馬由貴医長)~
赤ちゃんのよだれは口の機能が発達途上にあるためで、一般的には成長とともに治まる。では、何歳くらいがめどなのか、治まらない場合はどう…
読み書き、算数が苦手 ~限局性学習症(白百合女子大学 宮本信也教授)~
学習障害(LD)は「読字(読む)」「書字(書く)」「算数(計算する)」の3分野の障害に分けられていたが、それぞれの障害を併せ持つ子…
援助者のストレス ~心のSOSに気付いて―共感疲労(北参道こころの診療所 庄司剛院長)~
医療や介護など対人援助に携わる人が、心的外傷(トラウマ)を受けた患者の話を聞きケアをすることで、自分も心が苦しくなって疲れてしまう…
在宅勤務で増えるベランダ喫煙 ~ウィズコロナ時代のタバコ(産業医科大学産業生態科学研究所 大和浩教授)~
新型コロナウイルス感染拡大で在宅勤務やステイホームが広がり、集合住宅のベランダや自宅玄関先でタバコを吸う人が増え、受動喫煙をめぐる…
がん治療の転換点に ~陽子線治療装置の小型化に成功~
日本のがん治療の進歩は目覚ましいが、欧米に比べて外科手術が主流だ。手術より患者の負担が少ない放射線治療の専門家が、その壁を越えよう…
毎日の食事でフレイル予防を ~要介護防ぐ栄養の重要性(東京都健康長寿医療センター研究所 本川佳子研究員)~
日本は、65歳以上の高齢者が総人口の29.1%を占める超高齢社会である(総務省調査、2021年9月)。平均寿命と介護状態に陥らない…