小川匠 歯科医師 (おがわたくみ)

鶴見大学歯学部附属病院

神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-3

  • 歯科補綴科(クラウンブリッジ・義歯)
  • 教授

歯科 歯科口腔外科

専門

補綴、咬合、顎関節症、睡眠時無呼吸症候群、インプラント

小川匠

小川匠歯科医師が診療責任者を務めるクラウンブリッジ補綴科は、歯の欠損部を歯冠や義歯などで補い、噛み合わせを回復させるための専門科である。全顎的な咬合の再建を専門とした補綴専門医が、医用工学技術を導入し、個々の症例に合わせた人に優しいかみ合わせの構築を主眼とした臨床を心がけている。さらに、顎変形症、顎関節症、睡眠時無呼吸症候群に対する治療やインプラント治療なども実施。顎骨欠損については口腔外科(濱田教授)と連携し,骨再建のためのシミュレーションや再建後の補綴処置を行い,形態的・機能的な回復に力を入れている。同科では、年間約300名程度の補綴診療を行い、約30症例程度の全顎的な補綴処置を実施している。

診療内容

顎関節症は、関節円板(クッション)が正しい位置からずれており、開口するときに、顎が引っかかる感じがしたり、パキッ・ポキッ、またはジャリジャリ・シャリシャリなどの音がしたりする症状を呈する疾患である。痛みが伴う、口が少ししか開かないなどの場合は様子を見る必要がある。顎関節症の治療は口腔外科・補綴科・放射線科・矯正科などの医師がチームを組んで行う。小川歯科医師が代議員を務める日本補綴歯科学会の顎関節症に関するガイドラインによると、顎関節症は5つの症型に分類され、以下のような治療方法が実施される。
I型(咀嚼筋障害)には、薬物療法(非ステロイド性消炎鎮痛剤)、スプリント療法(スタビライゼーションスプリント)、咬合改善治療、顎関節洗浄療法が行われる。II型(関節包・靭帯障害)の治療としては、薬物療法(非ステロイド性消炎鎮痛剤)、スプリント療法(スタビライゼーションスプリント)、咬合改善治療、顎関節洗浄療法が実施される。III型(関節円板障害)に対しては、薬物療法(非ステロイド性消炎鎮痛剤)、スプリント療法(スタビライゼーションスプリント・リポジションスプリント)、顎運動訓練、咬合改善治療、マニピュレーション、顎関節洗浄療法、鏡視下手術、開放手術、またIV型(変形性顎関節症)には薬物療法(非ステロイド性消炎鎮痛剤)、スプリント療法(スタビライゼーションスプリント)、顎運動訓練、咬合改善治療、マニピュレーション、顎関節洗浄療法、鏡視下手術、開放手術を施行する。V型(その他)の治療には、薬物療法(マイナートランキライザー)、カウンセリングを行う。

医師プロフィール

1989年3月 鶴見大学歯学部 卒業
1994年3月 鶴見大学大学院歯学研究科卒業
1994年4月 鶴見大学歯学部助教
2011年4月 鶴見大学歯学部講師
2011年10月 鶴見大学歯学部教授