頭痛の診断

 頭痛の問診票は6つの質問と頭痛の場所を記入するものからなっています。最高点はプラス10、最低点はマイナス10です。質問に対して、はい、いいえのいずれかを答え、その回答で得られる点数は、プラスが多いほど緊張型頭痛、マイナスが多いほど片頭痛の要素が多いと考えられます。ただし同じ患者でも片頭痛が出たり、緊張型頭痛が出たりする、いわゆる混合型頭痛のことがあり、注意しなければなりません。プラス4点以上の症例の95%が最終的に緊張型頭痛と診断を受け、マイナス4点以下の90%が片頭痛と診断されています。

 脳腫瘍やくも膜下出血のような器質性頭痛は、いうなれば緊張型頭痛の大海に浮かんだ島であり、大きなノイズに隠れたシグナルともいえるでしょう。診断基準の一つとして、プラス3以上は緊張型頭痛の疑い、プラス2~マイナス2を精査を要する頭痛、マイナス3以下は片頭痛の疑いがあります。