難病指定

 1972年以来、膠原(こうげん)病に含まれる多くの疾患は国や都道府県により難病に指定されています。国や都道府県からは、難病に指定された疾患と診断された患者には医療費が助成され、専門家により構成された難病の研究班には研究費が助成されています。
 2015年1月に、指定難病がこれまでの110疾患から306疾患に拡大され、2023年5月現在、338疾患にまで拡大されています。難病に指定されている疾患は都道府県によっても若干異なりますが、国が指定している膠原病には悪性関節リウマチ全身性エリテマトーデス全身性強皮症多発性筋炎・皮膚筋炎シェーグレン症候群混合性結合組織病(MCTD)結節性多発動脈炎顕微鏡的多発血管炎多発血管炎性肉芽腫症好酸球性多発血管炎性肉芽腫症巨細胞性動脈炎、原発性抗リン脂質抗体症候群、成人スチル病、再発性多発軟骨炎、全身型若年性特発性関節炎、IgG4関連疾患、ベーチェット病サルコイドーシスなどがあります。

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厚労省記者クラブから