結節性紅斑〔けっせつせいこうはん〕
両下腿(かたい)の伸側(しんそく)に、小指大からくるみ大の大きさの隆起した結節(しこり)が紅斑を伴って出現します。さわると熱く痛みを伴います。全身症状としても、発熱や関節痛をみとめます。結節は3週間ほどで消えますが、出没をくり返すこともあります。
原因はさまざまで薬剤や溶連菌感染、結核などの感染症が誘因になることがあります。また、ベーチェット病、サルコイドーシス、潰瘍性大腸炎、クローン病などの全身性疾患に伴ってみとめられることがあります。
治療は、下腿の安静と非ステロイド性抗炎症薬が用いられます。細菌感染が原因の場合には抗菌薬が用いられます。また、全身性疾患ではもとの疾患の治療がおこなわれ、多くはグルココルチコイドが用いられます。
原因はさまざまで薬剤や溶連菌感染、結核などの感染症が誘因になることがあります。また、ベーチェット病、サルコイドーシス、潰瘍性大腸炎、クローン病などの全身性疾患に伴ってみとめられることがあります。
治療は、下腿の安静と非ステロイド性抗炎症薬が用いられます。細菌感染が原因の場合には抗菌薬が用いられます。また、全身性疾患ではもとの疾患の治療がおこなわれ、多くはグルココルチコイドが用いられます。