線維筋痛症〔せんいきんつうしょう〕

 この病気は、3カ月以上の長期にわたって、炎症を伴わずに関節や筋肉、骨、靱帯(じんたい)、神経などに痛みをきたし、こわばりや疲労感、だるさをみとめます。40代の女性にみられ、症状のわりに見た目に異常所見が少なく、検査でも特徴的な異常がみられません。しかし、からだのいくつかの部位に、押すと痛む場所がみられます。また、睡眠障害や過敏性の腸炎、頻尿、頭痛、月経困難症などをみることがあります。
 寒さやストレスなどで症状が悪化しますので、これらを避け、睡眠を十分にとるように心掛けます。命に影響したり、機能障害を引き起こす病気ではありませんので、心安らかに日常生活を過ごすことが大事です。現在のところ完治させる治療法がないため、社会生活がいちじるしく困難となることが大きな問題となります。

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