医療｜最新医療ニュース

Ａｄｃｅｎｄｏが抗体関連のオプションを行使＝中国バイオサイトジェン〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】中国のバイオテクノロジー企業バイオサイトジェンは、デンマークのバイオテクノロジー企業Ａｄｃｅｎｄｏ・ＡｐＳが、研究、オプション、ライセンス契約に基づくオプションを行使したと発表した…

子育て支援で首都圏格差＝東京の財政力背景、近隣県は反発

　昨年７月の東京都知事選で３００万票近くを獲得し３選を果たした小池百合子知事。０～１８歳の都民に月額５０００円を支給する「０１８サポート」事業や高校実質無償化など、巨額な財源が必要となる子育て支援策へ…

有害廃棄物を４０年ぶり除去＝「世界最悪の産業事故」現場―印中部

　【ニューデリー時事】インド中部ボパールの地元当局は２日までに、最大２万５０００人超が死亡したとされる４０年前の有毒ガス漏出事故現場跡地から、有害な廃棄物の一部を除去した。地元メディアなどによると、３…

ＰＦＡＳ分解の新手法開発＝光触媒で、実用化には時間―立命館大

　分解されにくいため環境中や体内に蓄積し、健康被害が疑われる有機フッ素化合物「ＰＦＡＳ」の新たな分解方法を、立命館大の研究グループがこのほど開発した。ナノメートル（ナノは１０億分の１）サイズの極小半導…

要介護者、被災後に急増＝輪島市１３％、避難所や仮設影響か―健康維持課題に・能登地震１年

　元日の能登半島地震の被災自治体で、要介護や要支援の認定を受ける高齢者が大幅に増えていることが２９日、分かった。石川県輪島市の変化が最も大きく、地震前と比べ１３．５％増加した。長引く避難生活や仮設住宅…

年金支給額、３年連続目減り＝２５年度、物価上昇に及ばず―政府

　政府は２７日、２０２５年度の公的年金支給額を引き上げる方針を固めた。賃金の上昇を踏まえたもので、プラス改定は３年連続。ただ、将来世代の給付水準を確保するため、今の高齢者の年金額を抑制する「マクロ経済…

インフル、警報レベルに＝新規感染、前週の２．２倍―厚労省

　厚生労働省は２７日、全国約５０００の定点医療機関から２２日までの１週間に報告されたインフルエンザの新規感染者が、１医療機関当たり４２．６６人だったと発表した。前週比２．２４倍で、警報の基準（３０人）…

施設の高齢者虐待、３割増＝過去最多、１０００件超える―厚労省

　２０２３年度に高齢者が介護施設などの職員から虐待を受けた件数は、前年度比３１．２％増の１１２３件だったことが２７日、厚生労働省の調査で分かった。３年連続で過去最多となり、０７年度の調査開始以降初めて…

ＢＳＦ・Ｍｅｄｉｃａｌとの提携を発表＝米ケアストリーム〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】医療用イメージング・システムや精密コーティング受託サービスを提供する米ケアストリーム・ヘルスは、アルジェリアの医療機器ディストリビューターであるＢＳＦ・Ｍｅｄｉｃａｌ―ＳＡＲＬと新…

子育て支援拡充へ歳出改革＝保険料軽減で負担「実質ゼロ」へ―予算

　２０２５年度予算案で、社会保障関係費は３８兆２７７８億円に上り、過去最高を更新した。２５年には「団塊の世代」が全て７５歳以上となり、医療・介護費の増加が続く一方、少子化も深刻化している。新たな国民負…

障害者の結婚・育児支援＝差別根絶へ政府行動計画

　政府は２７日、障害者に対する偏見や差別の根絶を目指す対策推進本部（本部長・石破茂首相）の会合を首相官邸で開き、国の取り組みを盛り込んだ行動計画を決定した。結婚や子育てなど障害者が希望する生活を実現す…

ナスダックの証券コードを「ＯＮＣ」に変更へ＝中国ベイジーン〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】中国のがん治療薬開発企業ベイジーン（ＢｅＯｎｅ・Ｍｅｄｉｃｉｎｅｓ・Ｌｔｄ．に社名変更予定）は、２０２５年１月２日にナスダックのティッカーシンボルを「ＯＮＣ」に変更することを発表し…

２０２５年世界看護賞の応募受け付け開始＝ＵＡＥアスターＤＭ〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）の総合医療プロバイダーのアスターＤＭヘルスケアは、第４回アスター・ガーディアンズ世界看護賞の開催を発表し、世界の正看護師に応募を呼び掛けた。同賞は、看護師…

イデコ、加入年齢上限引き上げ＝７０歳未満に―厚労省方針

　厚生労働省は２６日、個人型確定拠出年金（ｉＤｅＣｏ、イデコ）の加入年齢の上限を現行の６５歳未満から７０歳未満に引き上げる方針を決めた。老後の資産形成を後押しする狙い。年明けの通常国会に関連法案の提出…

電子処方箋、２７日再開＝システムトラブルで停止―厚労省

　医療機関と薬局で情報を共有する電子処方箋システムがトラブルで停止していた問題で、厚生労働省は２６日、電子処方箋の発行を２７日から再開すると発表した。

市販薬、コンビニ受け取り可能に＝薬剤師とオンライン面談条件―厚労省

　厚生労働省は２６日、一般用医薬品（市販薬）を薬剤師や登録販売者がいないコンビニなどで受け取れるよう制度改正する方針を決めた。購入者は事前にオンラインで薬剤師らと面談し、薬について説明を受ける必要があ…

紅麹製品を廃棄へ＝小林製薬に行政指導方針―大阪市

　小林製薬の「紅麹（べにこうじ）」配合サプリメントを巡る健康被害問題で、大阪市は２６日、同社に対し「紅麹コレステヘルプ」など３商品の廃棄を指示する行政指導を行うことを決めた。同日開かれた食中毒対策本部…

仏バイオコデックスのサプライチェーンを強化＝加キナクシス〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】サプライチェーン管理ソリューションを提供するカナダのキナクシスは、マイクロバイオータ・ケア等に特化した製薬企業の仏バイオコデックスとの提携を発表した。バイオコデックスは、グローバル…

建設石綿訴訟で和解案提示＝メーカー７社が４０億円支払い―東京高裁

　建設現場でのアスベスト（石綿）による健康被害を巡り、首都圏の元労働者らが建材メーカー１２社に損害賠償を求めた訴訟で、東京高裁（増田稔裁判長）は２６日、和解案を提示した。原告側弁護団によると、解体作業…

診療科の偏在も課題＝美容医療が急増、外科は減

　医師数の偏りは地域だけでなく診療科間でも生じている。ワーク・ライフ・バランスを重視する若手を中心に、美容医療に従事する医師が急増する一方、外科などは減少傾向が続いている。

年収７００万円で月５．９万円増＝高額療養費制度の上限額―来年８月から３段階で

　政府は２５日、入院などで医療費が高くなった場合に患者負担を抑える「高額療養費制度」について、自己負担上限額を２０２５年８月から３段階で引き上げることを決めた。現在は５段階となっている年収区分の真ん中…

障害者虐待、３４７７件で最多＝２３年度、自治体確認分―厚労省

　厚生労働省は２５日、２０２３年度に都道府県と市区町村が確認した障害者への虐待件数が３４７７件で過去最多だったと発表した。前年度から３９８件増えた。被害者も１１５９人増の４６４１人と過去最多を更新した。

医師不足地域で手当増＝過剰エリアは実質開業規制―偏在是正へ対策・厚労省

　医師が都市部に集中し、地方で不足する偏在を是正するため、厚生労働省は２５日、対策推進本部を開き、不足地域で勤務する医師への手当増額や、過剰エリアにおける実質的な開業規制を盛り込んだ対策パッケージを策…

薬価、２５００億円削減で合意＝生活保護も見直し―閣僚折衝

　福岡資麿厚生労働相と加藤勝信財務相は２５日、２０２５年度予算編成で社会保障関係費を巡り閣僚折衝を行った。医薬品の公定価格である「薬価」の改定では、全品目の約半数での引き下げで合意。これにより、医療費…

男性７２．５７歳、女性７５．４５歳＝トップは静岡、最下位は岩手―２２年の健康寿命推計・厚労省

　厚生労働省は２４日、健康上の問題がなく日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」が、２０２２年は男性７２．５７歳、女性７５．４５歳だったとする推計値を発表した。前回１９年調査と比べ、男性は０．１１歳短く…

ＧＡＮＮＯＮ試験での膵腫瘍患者治療が成功＝米ヒストソニックス〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】ヒストトリプシー（組織破砕）療法のプラットフォームを展開する米ヒストソニックスは、Ｅｄｉｓｏｎヒストトリプシー・システムを使用したＧＡＮＮＯＮ試験で、膵（すい）腫瘍患者の治療に初め…

欧州でのバイオシミラー承認を加速＝韓国セルトリオン〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】韓国のバイオ製薬会社セルトリオンは、欧州医薬品庁（ＥＭＡ）の医薬品委員会（ＣＨＭＰ）が、バイオシミラー候補に対するポジティブ・オピニオンを採択し、販売承認を推奨したことを発表した。…

新キット「Ｅｖｅｒｃｏｄｅ・Ｍｏｕｓｅ・ＢＣＲ」を発表＝米パース〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】シングルセル・シーケンシング技術の米パース・バイオサイエンシズは、マウスでの利用を可能にする新キット「Ｅｖｅｒｃｏｄｅ・Ｍｏｕｓｅ・ＢＣＲ」を発表した。このキットでは、数百万の細胞…

中国、基礎年金引き上げへ＝景気悪化で財政拡大

　【北京時事】中国財政省は２４日、２０２５年の財政政策を討議する「全国財政工作会議」を同日までの２日間、北京市内で開いたと発表した。景気回復に向けて内需を刺激するため、基礎年金の引き上げや医療保険に対…

自民、参院選への影響懸念＝基礎年金底上げに伴う負担増で

　２０２５年の年金制度改革の柱である「基礎年金の底上げ策」に対し、自民党が警戒感を強めている。「就職氷河期世代」以降の年金水準の改善が狙いだが、底上げによって現在の高齢世代の年金額が減るためだ。少数与…