約1000人の名医から医師を探すことができます
医師や病気・症状、ニュースなどが検索できます
どうする? コロナ下のがん治療 自己判断せず、主治医に相談を(北里大学病院集学的がん診療センター 佐々木治一郎センター長)
乳がんの治療を受けていた女優の岡江久美子さんが新型コロナウイルスに感染して亡くなったことで、がん患者に不安や動揺が広がった。コロナ…
女性に多い顔のしみ―肝斑 レーザー治療で悪化も(日本医科大学付属病院皮膚科 船坂陽子教授)
顔に現れるしみと呼ばれる色素疾患には老人性色素斑、そばかす(雀卵斑)などがあるが、「肝斑(かんぱん)」もその一つだ。頬骨の上に左右…
再発予防のための治療―心臓リハビリテーション 適切な運動や生活習慣の継続が大事(国立循環器病研究センター病院 中西道郎医長)
心臓や血管の病気(心血管病)は一度発症すると再発の可能性が高いため、再発予防への取り組みが重要になる。患者が再発予防を心掛けること…
痩せ過ぎなのに脂肪肝!? 放置しないで―栄養障害性脂肪肝(大阪府済生会吹田病院 島俊英院長)
肝臓に中性脂肪が多くたまった状態を脂肪肝と言う。脂肪肝は、お酒を大量に飲み続けた人がなる「アルコール性」と、お酒をあまり、または全…
関節破壊抑制する内服薬が拡充 リウマチ治療のJAK阻害薬(北里大学病院膠原病・感染内科 山岡邦宏科長)
関節に炎症が起こり、痛みや腫れが生じてやがて変形することもある関節リウマチ。この20年間で薬による治療が大きく進歩し、発症早期から…
流産や死産繰り返す不育症 適切な治療で8割以上が出産(神戸大学医学部付属病院産科婦人科 山田秀人教授)
流産(妊娠22週未満の妊娠中断)または死産(妊娠22週以降の胎児死亡)を2回以上繰り返す病気を不育症という。流産や死産を経験した人…
大人の夜尿症 病気が隠れている可能性も(日本医科大学付属病院泌尿器科 戸山友香助教)
睡眠中に無意識に排尿するおねしょ(夜尿)。主に子どもで見られるが、脳やぼうこうの成長に伴って減っていき、通常は4歳ごろまでになくな…
気になる子どものO脚とX脚 治療や経過観察が必要なケースも(千葉こどもとおとなの整形外科 西須孝副院長)
子どものO脚やX脚は親にとって心配の種だが、大半は病的なものではない。ただし、見逃してはいけない疾患が隠れていることもあり注意が必…
自己治癒力高める注目の治療法―PRP療法 筋肉やけん、関節にも(順天堂大学医学部付属順天堂医院 小林洋平医師)
PRP(多血小板血漿=けっしょう)療法は、患者の血液から血漿成分を取り出して患部に注入する治療法で、組織の治癒力を高める効果がある…
脳の血流低下で起こる失神 原因によって異なる対処法(聖マリアンナ医科大学東横病院失神センター 古川俊行准教授)
血圧と心拍数が下がり、脳への血流量が減って意識を失う「失神」。大抵は数分で自然に意識が戻るため命に関わることはないが、危険な病気が…
限界迫る重症患者の治療 新型コロナ、専門家から切実な声
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、東京都や大阪府など10都府県で緊急事態宣言が延長された。重症患者は減らず、受け入れ…
代謝が鈍って不調が表れる―橋本病 甲状腺機能低下症になる場合も(横浜関内わだクリニック 和田修幸院長)
喉仏にある小さな臓器で、甲状腺ホルモンを分泌して全身の代謝を調節する甲状腺。橋本病は甲状腺に慢性の炎症が起きる病気で、慢性甲状腺炎…
“動くと、しんどい”は肺高血圧症かも? 年のせいにしないで(大阪大学医学部付属病院循環器内科肺高血圧専門外来担当 瀧原圭子医師)
心臓から肺へ向かう肺動脈の血圧(肺動脈圧)が25mmHg以上になる病気を広く肺高血圧症という。原因別に大きく1~5群に分類されるが…
潜在的な患者多く―女性の痔 妊娠や出産との関連も(吉祥寺グリーンクリニック 菅野淳子院長)
痔は肛門周辺の病気の総称で、「恥ずかしい」「人に知られたくない」という思いが先に立ち受診をためらいがちなため、潜在的な患者は多い。…
痛風予備軍の無症候性高尿酸血症 まずは生活習慣の改善を(複十字病院膠原病リウマチ科 谷口敦夫医師)
健康診断の項目でよく見掛ける「尿酸値」。血液1デシリットル中の尿酸が7ミリグラムを超えると高尿酸血症と診断される。それ自体に自覚症…
新型コロナと誤解の恐れも 花粉症、早めの受診を
鼻がムズムズして、鼻水やくしゃみが止まらない。目などがかゆくなる。「国民病」ともいわれる花粉症は、スギやヒノキなどの花粉を原因とす…
不安やストレスでアルコール依存症が再発 治療の中断による「コロナ・スリップ」(大船榎本クリニック 斉藤章佳・精神保健福祉部長)
新型コロナウイルスの感染拡大により自宅で過ごす時間が長くなる中で、不安や孤独、ストレスなどから、飲酒開始時間が早まり、相対的な飲酒…
さらなる対策が必要か 新型コロナ、感染症専門家が指摘
新型コロナウイルスの感染が収まらない。政府は再び、緊急事態宣言を出し、飲食店などの時短や不要不急の外出を控えることなどを強く求めた…
家庭内感染を防ぐ―新型コロナウイルス 家族が自立し、協力し合うきっかけに(北里大学薬学部 鈴木順子名誉教授)
新型コロナウイルス感染症の流行は衰えを見せず、家庭内感染率の高まりも懸念されている。軽症者の療養は宿泊施設で、といった厚生労働省の…
胃や背中の痛みで疑って―膵臓がん 広がる薬物療法の可能性(杏林大学医学部付属病院腫瘍内科 古瀬純司教授)
早期発見と治療法の進歩によって治るがんが増える中、膵臓(すいぞう)がんは予後(病気の経過)の悪いがんの代表とされている。杏林大学医…
無症状で進行―慢性リンパ性白血病 血液検査値で異常あれば受診を(東京慈恵会医科大学付属病院腫瘍・血液内科 矢野真吾教授)
白血病は血液がんの一種で、微熱、息切れ、全身倦怠(けんたい)感、出血しやすいなどの症状がよく見られるが、発症初期に症状がほとんど表…
気付きにくい「ドライノーズ」 感染症のリスクも(はりまざかクリニック 三輪正人院長)
体を守る粘膜の乾燥によって起こるドライアイ、ドライスキン、ドライマウスといった乾燥症候群が近年注目されている。このうち鼻の中が乾燥…
コロナで検診減る がん早期発見に足かせ
新型コロナウイルス感染症の流行で、受け入れ医療機関の逼迫(ひっぱく)とともに問題になっているのが、他の疾患の受診控えやがん検診など…
森林浴で健康増進 五感の刺激で全身リラックス(日本医科大学付属病院リハビリテーション科 李卿医師)
明るい森の中を歩くとすがすがしい気分になり、気持ちが落ち着いてくる。森林環境が人に与える影響を、病気の予防に役立てられないだろうか…
一般用漢方薬を使いこなす 自分に合う薬を探そう(武蔵野大学薬学部 大室弘美客員教授)
処方箋なしで薬局や薬店で買える一般用(OTC)漢方薬は、他の医薬品に比べて安全性が高いと思っている人も多い。ところが、武蔵野大学(…